Cazperのつれづれ日記: アメリカ市場のカネ余り

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2007年5月13日

panda01.gif アメリカ市場のカネ余り

先週辺りの日経新聞に、次のような記事が載っていました。

「カネ余り」を米市場に警鐘

 米著名投資家ウォーレンバフェット氏は同氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの年次株式総会で「1998年に大手ヘッジファンドが信用収縮のあおりを受けて破綻した。今後、同じようなことが起こる可能性がある」などと述べた。
 株主からの質問に答えたもので、潤沢な流動性が米金融市場を押し上げる「カネ余り」の状況に警鐘を鳴らした格好だ。
 信用収縮のきっかけについては、金融当局による金利引き上げなどではなく「予想外の外的な要因」を懸念していると表明。
 98年に大手ヘッジファンド、ロングターム・キャピタル・マネジメントが巨額の負債を抱えて破綻した際はロシアでの金融危機が引き金となったことなどを念頭においたものとみられる。

アメリカ国内を見ると、サブプライムローン問題が発生しているように今までは土地に資金が流入していました。その土地の高騰を抑えようとすると金利を高くするしかありません。しかし、金利を高くすると国際的な金利差で利ざやを稼ぎたい人々が群がります。そうなると、資金はアメリカ国内にどんどん滞留しますので、土地以外の資産に資金が移動します。そうなると行き先は株式しかありません。

そうなると、アメリカの株式は「バブル再来」に書いてあるようにバブル状態に突入します。当然、バブルは弾けますから、弾ければアメリカ経済は世界的に弱くなります。でも、ドルは今のところ世界的に利用されている通貨なのでアメリカ経済が大きく変動すれば世界も影響を受けます。

政策金利と預金金利さんは次のように書いています。

アメリカのカネ余りと高金利 ⇒ バブル ⇒ クラッシュ ⇒ 円高 ⇒ 貿易不振 ⇒世界的な失業の増大 ⇒ 政治の混乱
ここ、二~三年は嵐の前の静けさか?
今は世界的に景気が良いのですが、私は世界的好景気はそう長く続くとは思いません。陰陽学的な考え方をすれば、絶好調の次に起こるのは混乱です。そして、その先に起こるのは安定です。この安定というのは、陽と陰がバランス良く定在する状態を指します。

投資をする立場に立てば、絶好調の時は一番注意する時期であり、混乱の時期が一番チャンスがある事になりますね。


P.S.
この記事を書いている間にRSSを見回っていたら、tonynさんも同じようにドルの下落について言及していてビックリ。考えてることは同じですね。

投稿者 cazper : 2007年5月13日 01:50 | b_entry.gif
     

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