Cazperのつれづれ日記: コンテンツファンドに物申す

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2005年2月 6日

panda01.gif コンテンツファンドに物申す

最近の低金利のせいだかなんだかしらないけど、不動産の証券化(不動産投資信託)や他の証券ファンドが増えてきているわけだが、リスクに見合ったリターンが見込めるのか甚だ疑問だ。

特に私が注目しているのは、コンテンツビジネスの証券化!!コンテンツファンドの種類は私が知っているだけで以下のような物がある
●映画ファンド・・・忍という作品のファンドを楽天証券、アイザワ証券が販売
ミュージックファンド・・・オリコンが出資する会社が販売
●アニメファンド・・・バジリスクという作品を楽天証券が販売
●アイドルファンド・・・メジャーデビューしていないアイドルに出資、現在ジェット証券が販売
●ブックファンド・・・本の出版に関わる費用を出資。英治出版が販売

コンテンツファンドの特徴は、商品が売れれば投資家は儲かり、商品が売れなければ投資家が損をするという形態をとっていることである。そのため、販売数に応じた配当のグラフも明記してある(参考)。

それでは、映画ファンドを例にとって、儲ける事ができるのか?を予測したいのだが。まずは、過去のランキングを見る必要性がある。去年の興行収入ランキング2003年のランキング2002年のランキング。映画ファンドで納得のいく成果が得られるラインは、興行収入が30億円であることに注目してもらいたい。30億円くらいの興行収入をもらたす映画をみてみると、「バトルロワイヤル」「バニラスカイ」「少林サッカー」「黄泉がえり」「エンド・オブ・デイズ」等々。

結構知っているタイトルだったりするんだけど、30億円くらいなんですよね。60億円以上になってくると、「ミッションインポッシブル」だったり、「ロードオブザリング」、「スターウォーズ」なんですよね。最近では、「セカチュー」という流行語にもなった「世界の中心で愛をさけぶ」ですかね。これみて分ると思うんですけど、これらの作品って何かしらのブームが起こってるわけですよ。

それじゃ、忍という作品を考えると、何かその年のブームみたいな魅力があるのでしょうか?私は無いと思うんですがね、どうでしょう??

映画ファンドにはもう一点注目しないといけない点があります。それは興行収入だけで配当が決まるわけではないのです。映画を売り上げた後にCDやDVDも販売したりレンタルしたりするので、それの売り上げも配当に関わってきます。忍のホームページを見ていると、興行収入に応じたDVDの売り上げリストが書いてありますけど、何が根拠なんでしょう???根拠を示すデータを添付すべきじゃないですか??

たぶん、「興行収入がこれくらいあると、過去のデータからいってDVDはこれくらい売れる」みたいなデータを根拠にしたと言ってくるとは思うのですが、映画の興行収入とDVDの売り上げの相関度も結構幅があるような気がするんですよね・・・。

大体、映画が儲かる!!と踏んでいるなら、"信用力"のある会社は借金してでも自らの金で商売始めると思うんですよ。逆に証券化するということは、映画制作会社が映画が儲かるかどうかわからないということを認めているんだと思うんですよねぇ。

ま、逆に、コンテンツファンドを利用していくべき会社は、信用力は無いけど、夢はありますという会社だと思うんですよ。(そんなわけで、私も小額ですが、コンテンツファンドを買った事はあります)

信用力ある会社がコンテンツファンドを販売して、みみっちい手数料を稼ぐというのはどうかと思う次第ですますハイ。

投稿者 cazper : 2005年2月 6日 01:25 | b_entry.gif
     

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