Cazperのつれづれ日記: 車載には非冷却赤外線カメラが爆発的に使われるだろう

« メディア戦略で民主主義を利用してきたが、ネットの時代になり制御できなくなったでござる | メイン | オーナーシップと当事者意識は違う »

2016年7月 1日

panda01.gif 車載には非冷却赤外線カメラが爆発的に使われるだろう

今自動車の自動運転化において、様々なセンサー・カメラが利用されているのですが、株式マーケット的に注目を浴びているのは、ADAS(先進運転システム:高級運転補助システム)のコアチップを開発している企業でして、Mobileyeテキサス・インスツルメンツTIルネサス エレクトロニクスFreescaleがメインプレイヤーです。全志科技やら大唐電信やらが追っかけで研究開発しようとしているようです。

その周辺のADASシステムを作っているのは、WABCOAutolivContinental AG、Robert Bosch、DelphiデンソーMAGNAValeoTWRてな感じのようです。中国勢を見てみると、 苏州智华汽车电子有限公司锦州锦恒汽车安全系统有限公司北京经纬恒润科技有限公司纵目科技輝創電子股份有限公司前向启创数码技术有限公司となるようです。

また、ADAS周辺のセンサー系で注目を浴びているのはNXP Semiconductorsです。

コアチップを開発している企業は既に株価も火がついて結構上がってきてしまっております。一方、自動車の自動運転で必要なのはビジョンでして、一般的に思いつくところでは可視光のカメラセンサモジュールを制作しているSONYや超ワイドダイナミックレンジでSONYの牙城を崩そうとしているchronocamだったりします。レンズに関しては舜宇光学科技(集团)有限公司(サニーオプティカル)。当然、市場は見ておりまして、サニーオプティカルも携帯電話向けに加え車載用レンズが売れて株価も右肩上がりを続けております。

ただ、私が注目をしているし、まだ伸びが無いのが赤外線の分野です。自動車の自動運転を考えるに当たり、人間の目よりも優秀なシステムを作ろうとしたら、どのような天候でもある程度の視界を確保してくれる近赤外(SWIR)や遠赤外の照明やカメラ・レンズは外せません(所謂ナイトビジョン用)。車載用で赤外線カメラセンサー(ビジョン・チップ)の最大手は、ULISでして、ついでFLIRが食い込もうと頑張っていたりします。

車載用カメラの需要予測を見ても、自分で将来の自動運転を推測しても、非冷却赤外線カメラに搭載される赤外線センサーは必須だと思われるのに、どうも需要にも火が付いていないし、これらの企業の株価にも大きく影響を与えていないようです。

投稿者 cazper : 2016年7月 1日 12:32 | b_entry.gif
     

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/3544

コメント