Cazperのつれづれ日記: チャイナインパクトと日本の将来

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2005年3月28日

panda01.gif チャイナインパクトと日本の将来

 チャイナインパクト(大前研一著)を読みました。

大前氏は「ユナイテッド・ステイト・オブ・チャイナ」を提唱しているわけですが、日本人は対中国として捉える見方を早く止めなきゃいけないようですね。特に、偏見をもちがちな年配の方は、この本を読んだほうが良いと思います。

それにしても、大前研一氏の考察には脱帽してしまいます。


朱鎔基氏は「国有企業を潰してくれるのが外資だったら助かる」「強い企業が勝てばいい。それが外資だろうが国有企業だろうが地場の民間公司だろうが、いっこうに構わない。とにかく、世界で最先端の技術を持った企業が中国で事業をしてくることがいいことだ。」(p186)と語ったそうです。

これって今の日本と全く逆ですよね。中国が外資をどんどん呼び込んでるのに対し、日本は国内企業から反発食らい外資規制緩和を1年延期してますし・・・。

日本人は日本に技術力があるとおもってますけど、ある意味で正しいしある意味で間違ってると思うんですよね。日本の技術は最初のうちは、アメリカの技術をどんどん導入してきたわけですし、独自で発展してきたというわけではないんですよね。

それが、最近は日本の技術力が高まってきたので、プライドが高くなって海外の良い技術を貪欲に取り込もうとしなくなってるし、中国のような国に技術を取られまいと必死に技術流出に規制しようと頑張っているわけです。

経済原理からすれば、日本が技術流出を止めようとしても、他国がやるまでです。しかも、経済には先行者利益が必ずありますから、日本が今の体制を続ければ、経済的にも負けていくのは自明なわけです。

日本の政治家・官僚は、本当に日本の将来を考えているのでしょうか?


後、大前氏は中華連邦を提唱するに当り、日本も日本道州連邦を導入すべきだと提唱しています(p237)。

これを実現するためには、昨今無計画に建設された地方空港を利用するのが一番だと思います。

例えば、神戸空港や関空は近くにあるから無駄だというように思われているのですが、物は使いようで、関空は香港と、神戸は上海と定期便を飛ばすように住み分けていけば地方空港の活性化に繋がります。

この構想を強めるために、中国・日本の共同資本による新規航空会社を設立して、アメリカのサウスウェストのようにポイントツーポイント戦略の直行便を飛ばせば良いのではないでしょうか?

個人的なメモ
●東北三省(大連、瀋陽を中心に広がる、遼寧省、吉林省、黒龍江省)1億700万人
●北京・天津回廊(北京市中関村を中心に、その南東に位置する天津市とを結ぶ地域)9100万人
●山東半島(青島、煙台を中心とした地域)9100万人
●長江デルタ(上海を中心とした長江河口地域)1億3800万人
●福建省(アモイ、福州を中心とした地域)3500万人
●珠江デルタ(深センから広州にいたる珠江河口地域)8600万人
(P83)

台湾2200万人
韓国4600万人
日本1億2000万人

投稿者 cazper : 2005年3月28日 16:58 | b_entry.gif
     

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