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2005年6月 8日
ストックオプションは士気向上には役立たない
商法が改正されて、役員・従業員の士気向上のためにストックオプションを発行する企業が増えて来ました。
でも、本当にストックオプションで士気が向上するのでしょうか? 私はそうは思いません。
ここで質問ですが、あなたがストックオプション(新株予約券)を会社から貰ったとして一生懸命働くようになりますか?
YESと答えた方はきっと優秀な方でしょう(笑 しかし、殆どの人は企業価値ではなくて"株価"が上がってくれることを祈るだけでしょう。祈っただけでは企業価値は上がるはずも無いのです。
このような状況は、経営者とて同じなのではないでしょうか。そもそも経営者とは株主に依頼されて会社経営をしているのであり、ストックオプションを貰ったから仕事を頑張ると言った時点で経営者として駄目な思想なわけです。ちなみに、経営者は利益が大きければ可処分利益から賞与金として報酬を貰うことが出来るのですから、ストックオプションを貰う必要なんてないのです。
ストックオプションを貰う側からみれば、ローリスクでハイリターンを期待できるのでこれ以上嬉しいことは有りません。しかし、その背後を見れば、既存株主の保有資産の棄損が生じているのです。極端な話、合法的なドロボーみたいなものです。泥棒をまともな人だと思う人なんていないわけですが、世の中というのは合法的な泥棒事はまともだと思う人が意外と多いんですよね。
ストックオプション先進国?のアメリカでは、ストックオプションの費用計上を行なう企業も現われて来ました。費用計上されるということは、企業にとってストックオプションと言うのはコストに他なりません。
こんな馬鹿げた制度をやるよりは、従業員が自社株を時価でプチ株のように買えるような制度を設けるべきなのです。
もっとも、株価というのはなま物なので従業員持株会のように給与からの天引で毎月買わせるような方法というのは合理的では無いと思いますけどね(世の中、ドルコスト平均法が良いと宣伝されまくってますけども…)
投稿者 cazper : 2005年6月 8日 22:17
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