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2005年6月26日
中国企業のアメリカ企業買収の活発化の意義
中国企業によるアメリカ企業買収が活発化しているようです。これが何を意味しているのかを考えると、資本による中国のアメリカ支配を意味しています。
日本は、バブルの時期に色んな企業がアメリカの土地を買収したりしていました。しかし、売り上げと含み資産だけにしか興味の無かった日本はバブル崩壊後にそれらの資産を売却しなければならなくなりました。
また、一方で日本国はアメリカとの貿易で外貨預金準備高がどんどん伸びてしまったため、米ドル還元のためにアメリカ国債をじゃんじゃん買って行きました。アメリカ国債を大量に買い付けた一方で起きていたのは、円高だったわけです。そのため、日本国が保有する外貨の価値はどんどん棄損されて行きました。
現在、中国企業は貿易によって稼いだ米ドルでアメリカの企業買収を加速させているわけです。これは日本企業が土地を買収していったのと違いまして、買収先を含み資産として考えているわけでは有りません。企業の収益力の強化を考えているわけです。言い換えるならば、投下資本利益率を考えての行動です。
また、中国は国として外貨準備高が伸びている現状において、外貨を米ドルとしての資産で保有するのではなくて、ユーロ等の別の通貨でバランス良く保持しようとしています。
これにより、中国国内の景気に陰りが出ても買収したアメリカ企業を軸に行動できますし、米ドルの価値が下落しても日本よりも保有外貨の価値が棄損されずに済みそうです。
中国崩壊するとか言っている人がいますけど、崩壊するスピードが何げに早いのは日本なんじゃないですかね…。
(日本崩壊といっても、日本が無くなるわけじゃないのですけども…)
| 中国企業による米企業の買収攻勢が活発化している。中国海洋石油が200億ドル(約2兆1800億円)を投じて米石油9位のユノカルの買収を近く決定するほか、中国の家電最大手の海爾(ハイアール)が米大手家電メイタグを12億8000万ドル(約1395億円)で買収する提案を公表した。今年5月には聯想集団(レノボ・グループ)がIBMのパソコン事業買収を完了しており、中国企業の世界進出の動きが目立ってきた。 (FujiSankei Business i. 2005/6/23) |
投稿者 cazper : 2005年6月26日 12:53
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