Cazperのつれづれ日記: 起業時の資本政策

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2005年8月16日

panda01.gif 起業時の資本政策

<思い付きで書いているので乱文です>

起業するにあたり、複数人でやるとなると資本の構成をどうするのかという問題が出てきます。

アスキー元社長の西和彦氏も仰っていたけど、一番やってはならないのは全員を平等に出資させる事だそうです。

何故なのかを考えてみます。

平等に出資させることによる弊害は何かといえば、何と言っても意見の衝突が起きたときに方向が見出せなくなる事です。

例えば、二人で50% 50%出し合っていたとしたら、意見の衝突が起きたら何も出来なくなります。


次に、資本の流出をスムーズに決定できないことです。
仕事を内製するにしろ外注するにしろコストが掛かるわけですが、そのコストは出資者に平等に降って来ます。しかし、その仕事に関わる割合に応じて報酬を与えなければなりません。したがって、出資者が労働をしていると特に報酬の面で問題が起きやすくなります。


先の項目に関連するのですが、仕事が律速になりやすいということです。
資本流出に関しての合意が出来ない場合には、その分を労働で返済しようと考え人が表れるわけです。これを許すと、その人の労働を待たなければなりません。これによって、一番作業が遅い人を待たなければならなくなります。


最後に、資本政策を機動的に取れないということです。
出資割合が同じということは、何かの決定をする場合には全員の意志を確認しなくてはいけなくなります。しかし、ビジネスを回していく上では、資本を機動的に注入する必要が生まれる事があります。そういう場合に出資者全員の歩調を合わせていては、何も出来ないわけです。


そう考えると、一番のリスクテイカーつまり出資者にさせるのはビジネスエンジンを考える人となります。そして、この人を経営者に座らせるべきなのではないでしょうか。そもそも、ビジネスエンジンを作る人がいなければビジネスそのものが生じませんし。もし、儲けのスキームが失敗したら、この人が一番損失を被れば良いのです。

そして、部品や構成を作るのに長けている人はリスクテイカーにさせるべきでは無くて、給与を貰う形、もしくは、ストックオプションを貰う形式にして報いらせるべきなのでしょう。

そう考えると、
二人でやるときは少なくとも片方が51%で片方が49%。
三人でやるときは一人ができる事なら51%で残りを半分ずつ。
それ以上でやるときも理想は一人が51%で残りを均等にするなり何なりだけども、それで合意できない場合には一人が34%で、もう一人も34%で、残りを好きなようにする。
てのが理想なのかなぁとも考えるわけです。

この弊害をカバーするためにLLPという制度が出来てるのでしょうけれども、合議制というのは組織を大きくする上では問題が有りますしね。資本政策は難しいですね。

価値の創造へ アクセンチュア—7万5000人のビジネスエンジン

投稿者 cazper : 2005年8月16日 00:55 | b_entry.gif
     

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