« YES! ナイトに参加 | メイン | 直球か脇を固めるか… »
2005年9月 8日
2010年問題 医薬品業界の今後
先週号のR25に医薬品業界の「2010年問題」が書かれていました。
どうやら、2010年頃になると各社の主力製品の特許が期限切れを迎えるらしいのです。そして、バイオ創薬が叫ばれている中、新薬の製造承認数が1994年に25あったものが、2004年には5まで減っているらしい。
具体的な医薬品名は以下
●武田薬品工業:消化性潰瘍治療薬「タケプロン」:2009年
●アステラス製薬:排尿障害改善剤「ハルナール」:2009年
●三共製薬:高脂血症治療薬「メバロチン」:2006年
●エーザイ:アルツハイマー治療薬「アリセプト」:2010年
以上、売上高1000億円規模
(引用元:R25jp)
そしてきついのは、沢井製薬や東和薬品等のジェネリック医薬品会社の躍進です。そりゃぁ、患者にとっては同じ効能なら安い薬の方が得ですし。
このままの状況で2010年を迎えると、医薬品業界に更なる再編が必要になるでしょう。戦略的には、CFが確保できる中堅の製薬会社を大会社が買うことになるか、規模の経済をとって既存のジェネリック医薬品会社を買うかですね。
ともあれ、2010年までにバイオテクノロジーによる創薬事業が一定の成果を出し始めるかが医薬品業界にとっては鍵となってくるでしょう。
日本市場だけを見たら以上のような状況なのですが、中国を見渡すと2010年頃には中国医薬品市場が日本市場を追い越すらしいのです。日本と同じ消費力・生産力を中国が持つとするならば、人口の分だけ日本よりも市場が大きいわけですし。技術的優位性が有る間に、中国市場に商品を浸透させるのかが鍵でしょうね。(中国は商習慣が違うようですから。一度浸透できた外資は他の外資系よりも有利ですし)
ただなぁ、1元薬とかも出回ってるらしく、中国企業ですら利益を出すのが難しい市場ですからねぇ。日本企業にとっても難しい市場でしょうね。(逆に、挑戦する価値のある市場であるとも言えますけども。)
投稿者 cazper : 2005年9月 8日 22:55
|
Tweet
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/564
コメント
当学会への浄財のご寄付・展示ご出展を募集しております
投稿者 日本小児循環器学会 : 2007年4月16日 16:37