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2005年9月10日
金本位制度と管理通貨制度
とある国の話。
ここモナー王国にはA君とB君しか住んでおらず、国の施設といえばモナー国営銀行しかありません。(流通通貨はWEN)
モナー王国に住んだ当初、A君の所持金は1000WEN、B君の所持金も1000WENでした。(注意:モナー王国は1WEN札しか有りません。)
B君は、畑を耕す物資をもっているのですが怠け者なので使う気がありませんでした。
そこで、A君は畑を耕すために必要な物資をB君から購入することにしました。購入費(2000WEN)を賄うために、B君から年利10%で1000WENを借りました。
この時点でA君の所持品は農耕物資で所持金0WEN(負債1000WEN)。一方、B君は所持金2000WENです。
1年後、A君はダイコン1本を収穫できて、負債が1100WENとなりました。一方、B君は所持金が2000WENで、貸し付け額が1000WENで、貰えるはずの利子が100WENとなりました。
しかし、A君のダイコンは値段が付く代物では有りませんでした。
この状況が10年も続くと、A君は負債が2000WENとなり、B君は所持金が2000WEN、貸し付け額が1000WENで、貰えるはずの利子が1000WENとなりました。
この状況を見ていたモナー国営銀行は、A君に対して利子0%で2000WENの特別融資を行いました。
A君は、そのお金を利用してB君に対しての負債を返済しました。その結果A君は国営銀行への負債が2000WEN。B君は、所持金が4000WENとなりました。
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このように、国営銀行が機動的な融資を行えるのは 金本位制度ではなく管理通貨制度だからできるんですねぇ。
もし、金本位制度だとすると、モナー国営銀行は世の中に出回らせた現金と金との兌換を保証するために金を準備しなければなりませんからね。(刷った現金の分だけ、金を準備しないといけません)
一方で、管理通貨制度にすると金を準備しなくても中央銀行はお金を刷ることができるようになります。
これによって、停滞した経済を中央銀行が救済することができるようになったのですが…喜んではいられないんですね。
なぜならば、世の中に出回ったお金の量が増えたということは、お金その物の価値は相対的に減ったわけですから。(経済規模が不変である事が前提条件です)
投稿者 cazper : 2005年9月10日 01:21
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