Cazperのつれづれ日記: 過去を捨てる技術

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2005年11月13日

panda01.gif 過去を捨てる技術

どうも世の中を見ているとポスト工業化社会になっているのに、高度経済成長期の体験を元に行動している方が多いですね。

"団塊の世代〜バブル前期世代"の方は「今時の若い者は」という言葉を繰り返してばかりいますが、本当に問わなければならないのは、「今の自分は・・・」という自分自身への質問だと思うんです。

人間とはなかなか自分の行為・思考を改めることが出来ないので、これだけあらゆる環境が大きく変化して過去の経験(成功体験)が通じない時代になってきてるにも関わらず、過去の経験が通じると思い込んでいるんですね。


ある方向性をもった成長というのは、いずれは止まります。そして、更に成長するには別の方向に向かって成長をしなければなりません。このためには、過去の成長に必要だったリソースをある程度捨てなければならないんですね。これが、神田昌典氏がおっしゃっている「S字カーブに基づく春夏春冬論」の意味だったりします。(もちろん、他の方も同じような事を指摘しています。)

余談ですが、あらゆる高度な生物が必ず死滅する仕組みになっているのも、「S字カーブに基づく春夏春冬論」的に生物全体の成長(進化)に必要な現象なわけです。

人間社会にフォーカスを当てると、人間の寿命よりも早いサイクルで人間環境自体がどんどん発達していくわけですから、人間は何かを犠牲にして成長していかなければなりません。そのためには、過去を捨てる適切な技術が必要になってくると思います。

ザ・プロフェッショナル(大前研一著)
変化の本質を見極めるためには、まず身近な変化の一つひとつについて、なぜそうなるのか、とこが新しいのか、そこから何が生まれ、その真価はどこにあるのかと繰り返し自問自動します。そこから課題を構造化し、仮説を立て、それが正しいかどうかを見極めるべく事実を集め、分析・検証し、自分の理を再構築していきます。
途中で間違いに気づいたならば、全てを白紙の状態にして、違う仮設に立ってゼロから考え直さなければなりません。ところが、「知的に怠惰」な人間は、このオールクリアができません。失敗を恐れるから、自分の間違いを認めようとしないのです。素直に自分の間違いを認めることが、「知的に怠惰でない」ということなのです。それが一連のプロセスを経済世界の変化スピードと同等か、それ以上で繰り返すことを可能にします。

投稿者 cazper : 2005年11月13日 20:59 | b_entry.gif
     

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