Cazperのつれづれ日記: キャッシュは出来るだけ持たない

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2006年1月13日

panda01.gif キャッシュは出来るだけ持たない

日本は最近景気が良くなってきたと言われています。そして、久々のベースアップも行われるといわれています。それじゃ、今後も景気の見通しは明るいのか?といわれるとそうでも無い気がします。(資産インフレによる好循環は生まれる可能性はありますけどねぇ。)

何故ならば、今後数年以内に始まるであろう事は 金利上昇、増税、インフレだからです。税金が上がれば可処分所得は減ります。インフレが生じれば現金を稼いで貯金をしても、貯金の実質価値は目減りするばかりです。そして、金利が上昇すれば、最近までの低金利を利用して長期ローンを変動金利で借り入れした人々は実質可処分所得が減ります。

金利上昇やインフレが起きるであろう事は、最近の銀行の行動を見てもわかります。「3年は1%の固定金利、それ以降は変動金利といったローン商品」等を最近良く見かけますよね、これは逆に言えば銀行が"今後3年経つ頃には確実に金利上昇やインフレが起きるであろう事を折込済んでいる"という事なのです。

ちなみに、変動金利で長期負債を抱えている人や抱えようとしている人は、今後数年経つと、たちまちライフプランを大幅に書き換えなければならない状況になるのではないでしょうか。

ちなみに、「貯金と年金でそこそこ暮らしていけば良いや~」と考えていて、定年を数年以内に控えた人々もライフプランを大幅に変えなければならなくなるでしょう。貯金の価値はインフレによって目減りしていき、年金は福祉費用と税金の増大によって実質価値が目減りしますからね。


それじゃ、どのように対処していけばよいのか。それは、プラスの資産としてのキャッシュは出来るだけ持たないに限ると思うのです。それではキャッシュの代わりに持つべきものはなんでしょうか?

まず、持つべきは、増税の影響が限定的な株式。何故ならば、株式に関する増税が行われれば、資本市場が冷え込み国の税収が減りますからね。

次に持つべきは、資産インフレによるキャッシュの価値を毀損させずに、逆にインフレの恩恵を最大限受けるための土地。

最後に持つべきは、固定金利で長期の借り入れ。何故ならば、金利が上昇しインフレも起これば借り入れた資金のコストが無視できるようになるからです。

あぁ、どーでもいいんですけど、数年前ってリストラが横行しましたよね。そして、その頃の株式市場はかなーり冷え切っていましたよね。その頃に早期退職金を手にして仕事を辞めて、退職金を全額、株式か都内の不動産に投入した人がいたとしたら、その人はリストラされずに残っていた人よりも明らかに大金を手にしていますね。まさに「禍福の転ずること、塞翁が馬の如し」だなぁと思います。

投稿者 cazper : 2006年1月13日 12:47 | b_entry.gif
     

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コメント

最近になってCapzer氏のブログを読み始めたのだか、
ほとんど同じことを考えていて、同じ本を読んでいるね。
金利上昇、増税、インフレが来るのは間違いないと思うが、
だからといって株が一番安全かというと、それも判断になやむところ。
というのは、政府としては、
株高⇒金利上昇⇒国債価格暴落⇒金融破たん
という流れを防ぐ必要があるから。
この流れを防ぐために、
来年から激しく増税して金利上昇を抑えてくる。
増税は株価にはマイナス要因なので、来年は、増税による株価暴落という場面が多々あるだろう。

おいらの投資先の判断は
日本株:18年中は可
日本国債:不可
日本円:これから円高
米国債:利下げ期待で可
米国株:不明
米ドル:これからドル安
欧州国債:利上げダメージと米国債人気波及効果が相殺で不明
欧州株:日本株よりはリスク少ないか?でもよく分からない
ユーロ:上昇が見込める
BRICs:割合を高くしなければいいリスクヘッジになる
だな。

投稿者 T氏 : 2006年1月14日 23:19