Cazperのつれづれ日記: 発明家と抽象化技術

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2006年2月15日

panda01.gif 発明家と抽象化技術

発明家たちの思考回路 発明家たちの思考回路
発明家は新しい製品を生み出す前に、新しい可能性を自ら創出する。飛行機に乗っていても、ただぼんやり座っていないのが発明家だ。床の敷物、照明、マガジンラック、食事サービス用カーとなどにふと目が止まると、それが気になってしかたがなくなる。コンピュータでゲームや仕事をしている人を観察したり、文明を俯瞰するかのように窓の外に目を凝らしたりもするだろう。対象がなんであれ、発明家は未完成な部分に目をつける。そして、もっと良いものに出来るはずだと考える。彼らの目には、改善の余地が幾らでもあるように見えるのだ。(p.32)

著者のエヴァンシュワルツは発明家について上記のように書いています。発明家にとっては、特定の技術や分野に対する拘りというのは少ないようです。

一方、技術屋や研究者の場合は、「自分が保有するコア技術から何か有用な事が出来ないか?」という視点を主に持ちます。

何故、技術者や研究者と違って、発明家は特定の分野に拘りが無いのでしょうか…。

それは、発明家があらゆる物事を抽象化して捉える技術を持っているからだと思います。

私の周りを見ていても抽象化して捉える技術のある人は、発想力豊かな人が多いですね。

彼(ノリス)のような発明家たちは分野や技術領域を自在にまたいで発想を広げる。その事実そのものが発明家の習性についてきわめて重要なことを物語っているのだ。(p.54)


P.S.
物事を抽象化して捉える技術というのは、ある種の起業家が備えている技術でもあると思います。何故ならば、起業家の中には全然違う分野の事業を幾つも立ち上げてる人が居ますからね。

P.S.2
株式投資をする際には複数の業界を跨いで資本を投下していくわけなので、投資家というのも抽象化技術は身につけなければならないんでしょうね。

投稿者 cazper : 2006年2月15日 12:02 | b_entry.gif
     

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