Cazperのつれづれ日記: 足し算ワールドと掛け算ワールド

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2006年2月24日

panda01.gif 足し算ワールドと掛け算ワールド

世の中には足し算ワールドと掛け算ワールドの二つがあります。一番簡単な例でいきます。

次の二人を考えましょう

●Aさんは、中堅企業で年収400万円で働いています。親元を離れているので生活費が高いですが200万円で生活し、残りの半分は将来に備えて年利5%の定期性預金に積み立ています。

●Bさんは、しっくりくる職場が見つからないので、実家から通える事務所で年収200万円で派遣の仕事をしています。実家から通ってるため100万円しか生活費が掛かりませんが将来の不安があったので、残りの100万円を毎年15%成長している企業の株式購入に当てています。

足し算ワールドの考えでいけば、AさんはBさんに対し毎年100万円も多く貯蓄に回せます。しかも、Aさんは居住費は含みますがBさんの2倍も自由に使えるお金がありますので、Aさんの生活の方が良いように見えます。

しかし、掛け算ワールドを考慮すると、そうも言い切れません。

その肝は5%の差の利子にあります。上記の生活条件で25年経過すると派遣社員のBさんの保有資産はAさんを追い抜きます。つまり長期的な視野に立てば、毎年の100万円の貯蓄額の差よりも、5%の複利の差の方が大きく利いてくるわけです。

したがって、資産を増やそうと考えるのであるならば、足し算ワールドよりも掛け算ワールドに注視する必要があるのではないでしょうか?
(とは言え、足し算ワールドが土台なので疎かには出来ませんが…。)


P.S.
人脈という世界にも足し算と掛け算の考え方って通じるのではないでしょうか?

P.S.2
ビジネスを行うときにも、足し算ワールドでビジネスをやっているのか、掛け算ワールドでビジネスをやっているのかを考える必要性があるような気がします。

P.S.3
学問というのもこれなんじゃないかなぁ。一つ一つの事を学んでいる時は足し算ワールドなんだけど、抽象化プロセスを学ぶと掛け算ワールドに移行するような気がしますし。

P.S.4
もしかすると、豊かな時代になると、ネオニートのように資産運用をしながら生活している人が、まじめにコツコツと"しか"働かない人よりも現代に適合しているのかもしれません。(もっとも、資産運用だけで生きているネオニートは問題でしょうけども…、最低限の豊かさを享受しながら運用をしているとすれば…現在は下流でも…知らぬ間に…って事が起きるのかもしれませんね…)

投稿者 cazper : 2006年2月24日 06:41 | b_entry.gif
     

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