Cazperのつれづれ日記: 株式公開すべき企業の条件

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2006年4月 3日

panda01.gif 株式公開すべき企業の条件

業態が似たような子会社を喜んで新規上場させる親会社がありますが・・・なぜ、上場させるのでしょうか・・・。意味が分かりません。

もし、子会社がキャッシュを稼ぐ良い企業であるならば上場させない方がメリットがあります。ウォーレンバフェットならば、キャッシュを稼ぐ良い企業を買収することはあるにしろ、売却しようとは思わないはずです。

それにも拘らず、子会社を上場させようとしている親会社が多いというのは・・・明らかに短期的なキャッシュにしか目が行っていないとしか思えないわけです。(ある種の投機ですね)

でも、でも・・・キャッシュを稼ぐ良い企業だとしても・・・株式公開をした方が良い場合というのは無いのでしょうか?その答えを端的に書いた文を見つけたので紹介。

進化し続ける経営 進化し続ける経営(北尾吉孝 著)
その会社がシステムを中心とした大規模な設備投資を継続的に行うことが必要であったり、多額の運転資金を必要とする事業や事業の拡大に伴って資本の増加が必要とされる場合。イー・トレード証券のような証券会社がこのようなケースにあたる。

その会社の事業が中立性を要求される場合。たとえば投資信託の格付けをするモーニングスターやゴメス・コンサルティングのような、各種カテゴリーで評価ランキングする企業である。

グループ内企業間でのシナジー効果が薄く、グループの事業ポートフォリオの観点から公開して株主価値を顕在化させたほうが良い場合や、グループ戦略上その企業の戦略的重要性が低下した場合である。(p.152)


こういう観点で見ていくと・・・公開すべきではないのに公開されてしまった企業の如何に多いことか・・・世の中って不思議ですね。

投稿者 cazper : 2006年4月 3日 06:46 | b_entry.gif
     

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