Cazperのつれづれ日記: 抽象概念好きよりも、具体概念好きの方が理解され易い

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2006年10月 1日

panda01.gif 抽象概念好きよりも、具体概念好きの方が理解され易い

悩みは多くは無いし、深刻な悩みも無いが…時々悩まされるのは、自分の好みが多くの人に理解されない事ですね。

あんまり親しくない人に、通り一遍の自己紹介をすると「何をしたいのか分からない」と警戒されるし…それだけなら、私の自己紹介法が悪いと反省すれば良いのです。しかし、自己紹介が悪いだけではなさそうなんですね。知り合って長いOさんには毎回会う度に、「Cazperは何をやってるのか分からない。最近、その度合いが増している…」と言われます。

多くの人は、ある人が「音楽家である」とか、「弁護士である」とか、「化学エンジニア」であるとか…具体的な一つの事象だけに特化している人の方が理解し易いのです。なぜならば、音楽家になったのは音楽好きだからだし、弁護士になったのは法律を学ぶのが好きだったわけだし、エンジニアになったのは化学が好きだったからだろうと予測が付くからです。

この予想が裏切られると、人々は不信感を持つわけです。

例えば、「化学が特別に好きなわけじゃないけど化学のエンジニアやってます。」なんて人が聞いたら、「なら何でエンジニアやってるんだ?」と質問したくなる人が殆どでしょう。それに対して、「成り行きで・・・」なんて答えた日には…「こんな奴は自分が出来ていない」なんて思い込まれるわけです。

でも、私から見れば、正直な話、そう思い込む奴の方が対した事無いと思うわけです。

というのも、工学の基礎能力というのは、結局のところ現象の把握・モデル化能力なわけです。この能力さえあれば、どんな工学の問題に対しても取り組む事が出来ます。この能力は、工学に限らず、社会科学にも応用できるわけです。つまり、理系・文系問わず、世の中全ての物事が興味範囲になってきてしまうわけです。

しかし、殆どの人にとっては、「世の中全ての物事が面白い」と言っても抽象的過ぎて理解できないようです。そこで、最近は、「仕組みその物が面白い。それは、理学・工学に限らず、経済・社会現象全て」と説明するようにしています。

でも、中々理解してもらえないんですよね(涙  抽象概念好きよりも、具体概念好きの方が理解され易いのが世の中なんでしょうね…。

投稿者 cazper : 2006年10月 1日 07:36 | b_entry.gif
     

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コメント

私も「好み」を誰にも理解してもらえないです・・・(笑)。

それはさておき、自己紹介は難しいですよね。仕事関係の自己紹介だと、まず第一にフォーカスされるのは「この人はどうやって生計を立てているのだろう?」というところですから、まず最初にそこのアイデンティティを分かりやすい言葉で伝えるのが無難だとは思いますよ。

「日々の生業」と「興味・趣味」と「将来の夢・抱負」がごちゃまぜになっていると聞いている方は話している方が思う以上に混乱するので、説明的になってはしまいますが、今、自分が話しているのは「興味の分野についてである」と言及する分野を変える度にはっきりと言ってしまった方が安全な気はしますね。

・・・と、自己紹介の苦手なUジローが偉そうに語ってみましたw

投稿者 Uジロー : 2006年10月 2日 10:21

レディ・イン・ザ・ウォーターの背景にしたら、それは好みを理解されないですよ(笑 というのは冗談として、

「日々の生業」と「興味・趣味」と「将来の夢・抱負」が一見バラバラに見えても、そこには統一した柱が立ってたりするんですよね。

ただ、これを理解してもらえるのは、それこそ精神ステージが同じでないと中々理解されないんですよね(涙

投稿者 Cazper : 2006年10月 2日 12:59

世の中の多くの人は、他人をある種のカテゴリに分けることで理解してますからねぇ。

「最近になってオタクが増えたんじゃない。オタク的な人は昔からいたが、近年になってオタクという言葉が作られ、クローズアップされているだけだ」
という言葉を聞いたことがありますが、
そういう分類・レッテル貼りがまだ行われていない、
カテゴリ分けしづらい分野に属している人は、偏見を受けがちですよね。

Cazperさんの仕事にも、一般に通用する肩書きが出来れば、そんなことは言われなくなると思うんですが。

投稿者 TK : 2006年10月 2日 18:23