Cazperのつれづれ日記: 昔は皆パラサイトだった

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2007年2月27日

panda01.gif 昔は皆パラサイトだった

パラサイトといえば、パラサイト・シングルに代表されるように、自立した生活を送らない駄目な人々を思い浮かべるのではないでしょうか?

でも、よくよく考えてみると日本も昔はパラサイトの人が多かったんじゃないかと思うわけです。パラサイト状態が減ったのは工業化社会が到来して、集団就職が起こり、次いで核家族化が生じた結果なのではないでしょうか。

その証拠に日本の昔の状況と同じような経済状態にある東南アジア諸国で見かける光景は、昼間から寝てる親父たち、平日の昼間っから道路で中国将棋を指している人々…です。彼らの家庭は、一人一人の収入は非常に少ないのですが、お互いが協力し合う事で生きています。親戚一同の中で、大きく稼げる人がいれば、いつの間にか親戚が増え…稼ぎ頭を中心としたコミュニティーが形成されます。

経済が成長すると人々はお金の儲かる場所に移動し始めますから、どんどん都心に人が集中し始めます。そうした人口集中が起きる段階では核家族化が起きるし、そもそも都会へ憧れて出てくる人は家族の制止を振り払ってでも出てくるのですからパラサイトする人は減ります。しかし、都会に住み着いた人々も子供を産みますし、彼らの子供は田舎に行きたくないのですから、都会に留まろうと考えるわけです。

すると、都会に留まろうとする人の中には親元にパラサイトする人が出てくるのはある種当たり前なんですね。それじゃ、経済発展が一段落しているイギリス等を見てみると…やっぱりパラサイトな人々はいるわけです。


さて、現代において世間的にはパラサイトとは見なされないけれども、実体はパラサイトしている人も居ます。それはどういう人達かといえば、親元と近い場所に住居を構える人達です。結婚している場合には、両方・片方の親元と近い場所に住居を構える人達です。

住居を別にする事で世間的には自立しているように思わるけども、親元が近いので利用する際には利用する。このようなパラサイトを利用できる夫婦と、地方から出身してきた人同士の夫婦では生活の余裕度に大きな差があるように思います。


パラサイトも使いようですね。


と、こんな事を語っていたら、世の中に起きている現象を根本から説明した本を紹介されたので今度読んでみようと思います。某編集者Y氏もお勧めだそうです。↓
下流志向 (内田樹 著)

投稿者 cazper : 2007年2月27日 07:03 | b_entry.gif
     

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