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2007年10月26日
NOVAが会社更生法の適用を申請したが…
やはり、英会話学校のNOVAは会社更生法適用を申請しましたね。
この法律の適用下で処理されていけるかどうかは再建の見込みがあるかどうかで決まります。
再建できるかどうかはストックとフローを見る必要があります。
●ストック
■金銭的な部分は…実質債務○○なんじゃないですかね
■フローをもたらす教師達…給与未払いのため大幅に減ってしまいそうです。しかも、正社員以外の人も多いでしょうから…離れて行き易いです
■立地の良い教室…殆どが賃料賃料が遅滞していて、早く払い込まないと失います
■NOVAウサギ…NOVAブランドに依存する存在であり、今は価値が極めて低くなっているでしょう
●フロー
■新規加入者…現状のNOVAに加入したいと思う人はいないでしょう
■既存生徒…既に前金を払っているので、NOVA側にとってはキャッシュアウトの存在となります
■先生…遅滞が続いており、先生が流出しているでしょう。留めようとすればキャッシュの流出が大きくなります
今回の場合のビジネスのポイントは…ストックを維持するためには巨大なフローが必要であると言う点です。そのため、金融機関が債務免除をしても、それだけではストックが維持されません。
工場であれば、ストックを維持するための莫大な費用が有利子負債の利息である事が多いので、債務免除をすれば返済利息・元本が軽くなり、それなりの効果があります。しかし、NOVAの場合には債務免除しても、それだけではアーニングエンジン(利益の源泉)となる教師達を維持できません。教師達を維持するためにはキャッシュを差し出す必要があるのです。つまり再生させるためには、キャッシュがより多く必要となるのです。
一方でNOVAを再生させないと…約30万人いたとされる受講生たちが泣き寝入りする事になります。(こういう事態になると…受講生は単なる一般債権者に過ぎませんから…債務が履行される順位は低くなってしまいます)
会社更生法適用下で処理されるべきかどうかは、実に悩ましいところでしょう。
前にも書きましたが、NOVAの魅力は駅前にある教室の立地です。スペースを狙うだけならば、NOVAが撤退するのをウォッチしておけばよいわけです。となると…NOVAそのものに興味を示す企業がそんなにいるのかは私は疑問だったりします。
さて、どうなっていくのかに注目していきたいところですね
投稿者 cazper : 2007年10月26日 12:13
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