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2008年4月25日
報道関係者はウェルテル効果を知れ【硫化水素自殺】
久々に報道ステーションをちょっとだけ見てました。硫化水素による自殺の報道が行われていて、そこで古舘伊知郎氏が「自殺の方法を紹介している人々は自殺幇助罪に問えないのでしょうか?」と話していました。
それを言ってしまうと…、一番自殺幇助罪に問われるべきは自殺のニュース報道をしている古舘氏側にあるのですよ。テレビ報道の悪い点は自分達の主張は何でも正しいという正義を振りかざす事だと思います。
報道関係者が自殺に関する報道をすることで自殺幇助に大きく関与していると考えられる理由は↓の本を読めば分かります。
自殺報道と、続いて起こる衝突事故との間に強い関連性があることを説明するために、「悲嘆」理論が提出されています。新聞の一面で報道される自殺は、有名で尊敬される公的な人物である場合が多いのです。おそらく、こうした人物の死が広く報道されることによって、多くの人々が驚き悲しむことになるでしょう。そして、自殺のことで頭がいっぱいになりボーッとしてしまい、車や飛行機のことに気が回らなくなってしまいます。その結果、一面の自殺記事を読んだ後に、そうした乗り物に関連した死亡事故が急増することになるというわけです。しかし、悲嘆理論はある自殺がある自殺報道がされる程度と続いて起こる衝突事故死の数との関連---自殺のことを知った人の数が多くなるほど、悲嘆する人、不注意な人が増える---を説明することはできますが、もう一つの驚くべき事実を説明できないのです。一人の自殺の新聞記事の後は1人の事故死の件数だけが増加し、殺人がからむ自殺が報道された後は多数の死者がでる惨事だけが増加するのです。悲嘆だけでは、こうしたパターンを生じさせることは出来ないなずです。 (中略) (デイビッド・フィリップス)は「ウェルテル効果」と呼ばれるものが原因であると確信しています。(pp.232-232) |
ちなみに、厚生労働省が薬局に対して不審な人には薬剤を売らないように指導しているようですが無意味でしょう。有名な方法は医薬品指定の入浴剤と強酸系洗浄剤の混合なのですけれども…化学的に硫化カリウムor硫化カルシウムに強酸を加えればよいので「園芸用品(農薬)」+「酸系トイレ洗浄剤」で出来てしまうんですね。つまり、材料がホームセンターで手に入ってしまいますよっと。
入浴剤とて、今やネット系薬局店が多いわけで、一度に複数の薬局店から買えば不審度合いなんてバレないですしね…。この自殺方法は暫く止められないでしょう。報道関係者が硫化水素自殺を本当に止めたいのならば、この自殺に関する報道を今後一切行わないことだと思います。
P.S.
さすがに、このサイトみたいに、致死量計算をしていたり、必要な道具を全て書くのはやり過ぎ感はあるんですけども…
投稿者 cazper : 2008年4月25日 22:59
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コメント
「自殺を予防する自殺事例報道のあり方について」のWHO勧告
ttp://www.lifelink.or.jp/hp/jisatsuhoudou.html
1) やるべきこと
・自殺の代わり(alternative)を強調する。
・ヘルプラインや地域の支援機関を紹介する。
・自殺が未遂に終わった場合の身体的ダメージ(脳障害、麻痺等)について記述する。
2) 避けるべきこと
・写真や遺書を公表しない。
・使用された自殺手段の詳細を報道しない。
・自殺の理由を単純化して報道しない。
・自殺の美化やセンセーショナルな報道を避ける。
・宗教的、文化的固定観念を用いて報道しない。
↑を見ても、ネットを規制するよりも報道の方を規制すべきでしょう。
ネットがスケープゴートにされてる気がしてしょうがないですね。
投稿者 Cazper : 2008年5月 4日 21:31