Cazperのつれづれ日記: 簡単に箍(たが)が外れるもんだ

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2008年10月24日

panda01.gif 簡単に箍(たが)が外れるもんだ

[雨のち曇]
昨日の夜にT氏から日本版CDS(クレジットデフォルトスワップ)であるJ-CDSの値が急上昇しているとのメッセージを受けました。

消費者金融・JAL(日本航空)、ソフトバンクの値が高いですね。金融不安が高まると、レバレッジの高い企業は資金融通に困ってくるような気がします。(会社・既存株主側にとって)有利な条件での増資も困難でしょうから、経営者の手腕が問われるでしょうねぇ。

それにしても、CDSの世界を見ていると根が深いと思えますね。そういえば、8年前にCDSに関って最先端の事をやってる風な人が近くにいましたけど、マイケルミルケンのジャンクボンドの切り口を変えたに過ぎないわけですねぇ。金融工学は必ず仮定の数字が出てくるわけでして...その仮定の数字が実は重要だったりするのに予測不可能だし、可能だとしても突如として予想外な数字に変化するわけですぉ。

昔は、あらゆるジャンクボンドを集めていくつかのジャンクボンドが紙屑化してもトータルでは大きな利回りが得られる(はずの)商品を作って証券化して受託者が利益を得られるようにしたのに対し、CDSの場合は倒産リスクを皆で押し付けあう事で証券保有者郡として利益が得られるようにしただけのことです。

昔の手法だろうがスワップ利用した方法だろうが...債券全体の利回りに対してデフォルトによる損失が大きくなってしまえば損失が出るだけのこと。これを皆が理解していれば今回の事態はおきてないんですけどねぇ。(世の中って、アクチュアリーに代表されるように微積分使って何らかの債券・証券価格を割り出すことが格好良いと思われてますけど...単純なことしかやらない人の方が優秀なのだと思います。)


夕方、為替を見てたら異常事態ですね。結構日本円に対してアメリカ・ドルが頑張ってると思ったのに、さっくりと抜けてしまいました。速すぎます。(資金供給をしてるのに、その資金が予期しない方向に動き始めたようにも思えます。)

とはいえ、対外国為替に対してアメリカ・ドルはドル高傾向を保っています。この動きに変化があるかどうかは注視してたりします。(世界通貨に対してドル高傾向が崩れる際が、ドルが本当に弱くなっていく瞬間ですからねぇ。)

数日前から言ってますけど、その中でも注目しているのがオーストラリアドル。数日前は1オーストラリアドルが50円切ったら外貨預金を考えようかなぁとも考えていたのですけど、経済指標を調べてみると対外債務が溜まってるのでイクトコまで行くんじゃないかと思うわけでして、もっと下で待ち受けないと駄目ですね。(まぁ、眺めているだけでも良いですしね)

こういう視点で世界の財務を見てみると...アジア各国が何気に健全のようです。そのうち、アジアの市場は欧米とは別の動きをし始めるような気がします。(今しばらくは、世界の市場と同期するんでしょうが...)

あと、対外債務が外貨準備高に対して大きくて資源に乏しい国の国家破綻は起きる気がするなぁ。行き過ぎで世界の治安が悪くならないことを祈りますぉ


その後の世界はどうなるんだろうなぁと思ってカテキンさんのホムペを見てたら同じような事を考えていて笑いました。それはそうと、皆アメリカを見すぎだと思います。アジア圏での商圏を作ってしまえば、アメリカ・ドルがどうなろうと関係ないのですからねぇ。(本当にドルの価値が下がってしまえば、アジアで閉じたマーケットを作ろうという動きが出てきてもオカシクは無いですね。)


今は色々と調べたいのですけど、降れば土砂降りとは良く言ったもので、今月一杯は手一杯です。

投稿者 cazper : 2008年10月24日 22:24 | b_entry.gif
     

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