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2008年11月 6日
【大暴落 1929】投資信託の増大と信用拡大
[晴]今見ている動画:1943 ミッドウェイ海戦
大暴落1929
1929年の大暴落に至るまでの過程を見ていると、現代と非常に共通点があるように思います。
| 1920年代後半に投機のために考案された仕組みのうち、何よりも特筆に値するのは、投資信託、正確には会社型投資信託である。この仕組みほど、株を買いたいという人々の欲望を満足させたものはほかにない。投資信託は、新しい会社を興すわけではないし、古い会社を大きくするわけでもない。会社型投資信託という新しい媒体を通じて、古い会社の株を買えるようにするだけである。20年代にはアメリカでさえ、既存企業が使える資本の額にも新会社が調達して使う額にも限度があった。しかし投資信託の登場で、企業が発行する株や社債の額を既存資産の額から完全に切り離せるようになる。これが投資信託のすばらしい利点だった。株や社債の発行残高は、資産の二倍、三倍になっても、いや何倍になってもいい。これに伴って証券の引き受けは拡大し、市場に出回る証券の数は増え、買える数も増えた。と言うのも、投資信託は買う以上に売ったからである。差額はコールローン市場や不動産に流れるか、発起人のポケットに入る。時代の要請にこれほど適った発明、株不足の懸念をこれほどうまく払拭してくれる発明がほかにあるだろうか。(pp.84-85) |
歴史を振り返ると...上場型の投資信託がどんどん市場からお金を吸い上げている時期には警戒してもしすぎる事はないのだと思います。
P.S.
某氏は早々に食糧危機が来るという事で食糧備蓄をしているようです。それはそれとして、世界的に資金をゆるゆるにしたのでインフレという形で襲ってくるのは間違いないような気がします。縮小経済下でインフレが来るとしたら悪性という事になるので厳しいですね。
まぁ、どうなろうと人類は生きていくわけでして...ある意味で面白い時代に生きてます。
投稿者 cazper : 2008年11月 6日 23:59
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