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2008年12月31日
スローでも足りる世の中を作る
ニート大好きで「頑張らない」がモットーの私ですが、たまには?戯言も言ってみたいと思います。
日本は資源が無い国でして、資源を輸入して加工品を外国のために輸出する事で経済成長を成し遂げました。そして、ここでキーになったのは"速度"です。開発速度、製造速度、販売速度。これらの速度を劇的に上げることで"他者"に打ち勝って経済的な部分を享受してきました。
ちょっと前に大手経営コンサルティングに勤める知人と話していた際にも、その方は「他人が3ヶ月やる事を私たちは1週間で行う。もちろん、その精度は同等でなければならない」と仰っていました。その方の生活スタイルは朝3時まで会社で働き、7時には会社に戻る生活です。正直、そこにいた他の人は、その生活スタイルを真似したいとも思いませんでした。
もちろん他の人も仕事におけるスピードが大切である事は分かっております。しかし、人間的な生活を捨ててまでスピードを求める事に意義を感じなかったのです。スピードが大切だという価値観を頑なに持っている人に対しては「仕事って何のために存在しているのでしょうか?」という質問をしたくなります。
昔の農民・漁民に我々が戻るわけにはいかないのですけれども、農民・漁民から学ばなければならない事は沢山あります。「幾ら植物を早く育てようとしても季節の流れには逆らうことは出来ません。」、「雨の日に畑を耕そうとしても、仕事は捗りません。雨の日は本を読めば良いのです(晴耕雨読)」、「しけの日に漁業に行けば、自殺しにいくのと変わりません」
真面目に努力していく事は大切ですけれども、人間は動物の一部である以上、動物的な感覚は見失ってはいけないと思います。そして、信用収縮している今こそ今まで持ち合わせた価値観を見直す時期だと思います。仕事が減って皆がスローに動かなくてはならなくても、満ち満ちた世の中になるように構築していくべきだと思うんですよね。
P.S.1
「他人が必要とする物・サービスは何なのか?、そうした情報を効率的に得るにはどのような仕組みを作れば良いのか?」という事を皆が常に考えるようになれば、世の中が変になる事は無いと思います。
P.S.2
何度か書いてますけど、"食糧"だけは需要に供給が追いついていません。そして、物流網が未発達のため局所過剰と局所不足が未だに起きております。エネルギーについても同じでして、天然ガスについては需要に対して供給が追いついておりません。幾ら不景気が来たとしても、需要に供給が追いつかない分野は長期的な成長が見込まれます。
投稿者 cazper : 2008年12月31日 17:31
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