Cazperのつれづれ日記: グリーン・ニューディール政策で世界的な電力供給過剰になる

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2009年2月22日

panda01.gif グリーン・ニューディール政策で世界的な電力供給過剰になる

オバマ政権がグリーン・ニューディール政策を推進させて、自然エネルギーの利用強化に走るのは経済的にも環境的にも良いことだとは思います。

ただ↓のニュースのように立て続けに自然エネルギー産業への企業参入を見るにつけ、一つの懸念が私の中で出てきております。

東電・昭シェルなど、米で自然エネルギーに参入

 日本の大手企業が米国の自然エネルギー市場に相次ぎ参入する。東京電力は太陽光発電所を建設、昭和シェル石油は6月にも太陽電池の販売を始める。風力発電では三菱重工業が米向け設備を国内で増産する。米国ではオバマ政権が環境分野で新たな需要や雇用を創出するグリーン・ニューディール政策を推進、大規模な財政支出で自然エネルギー市場の拡大が見込まれている。政策転換を好機ととらえ、日本企業が強みを持つ環境技術で市場開拓を急ぐ。 (NIKKEI.NET)

それは、自然エネルギーへの転化の段階で電力供給過剰になるんだろうなぁという事です。


というのも、今までは電力も需要と供給の関係で、電力需要が大きくなるから発電設備を増設したり、大規模発電所への切り替えを行ってきていたわけです。しかし、今世界で政策的に行おうとしている行為をみていると、需要力に関係無く供給量を増やしていこうとしているわけです。(政策的には「転換」と言っていますが、既存設備を破棄しない限り設備増加になります。)

電力需要を無視して供給量を増やせば次に起こることは明らかです。それは、電力価格の下落です。発電コストから考えれば一時的には電力価格は高くしていかなければならないでしょうが、先進国では発電需要はそこまで大きく増えていかないと考えられるので、発電量はダブつき価格が下落していくことになるでしょう。


もちろん、それでは困るので、次に起こる動きは化石燃料ではなく電力を利用する設備・機械・装置が作られる事になります。というよりも、国の政策的に化石燃料を使う設備を電力を利用する設備へ転換するための政策が打たれることになります。(すでに、車の世界では起きつつありますけれども)


先回りをして話をしておくと、自然エネルギーによって一番恩恵を被るのは電池関連でしょう。というのも電気は貯められませんから。ここで気をつけなければならないのは、電池=二次電池となるとは限らないことです。余剰電力が出来てしまえば、水から水素を製造したりするような化学的な高エネルギー物質製造プロセスが流行り始めると思えるからです。


P.S.
そういえば、以前、僕がここで水素自動車はエネルギーの観点からみると全く"エコ"では無いと書いたのですけれども、自然エネルギーの普及によって電力供給過剰の世界になれば水素自動車というのは案外"エコ"な物なのになるかもしれません。(過剰になった電力で水素を製造し、それを自動車に利用するわけですから...)

投稿者 cazper : 2009年2月22日 22:09 | b_entry.gif
     

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ですが、なんだかプログラムが落とせないんです;;
参項にしたいんですが…もう一度アップしてもらえませんか?

投稿者 Anonymous : 2009年2月22日 23:16

そのままクリックするとPHPが実行されてしまいますので、「右クリック」で「ファイルを保存」を選択して下さい。

家に帰って覚えていたら、ZIPで固めてものを再度UPしてみます。

投稿者 Cazper : 2009年2月23日 12:33