Cazperのつれづれ日記: 変化に気づき、必要とされるものが何かに気づくことこそ重要

« 失業率はまだ上がる | メイン | 原丈人の講演で公益資本主義を学ぶ »

2009年5月31日

panda01.gif 変化に気づき、必要とされるものが何かに気づくことこそ重要

↓を読み終えたので書評を残しておきます。
華僑大資産家の成功法則
株式会社ラクーン代表の小方功氏が起業前後で華僑から教わった大切なことを記した本です。

全般的には、如何に「信頼」されるべき人になることが大切なのかを説いております。

一方で、細部も基本的ではあるけれども大切なことが書いてあります。

「(前略)『必要』そのものは、状況に応じて絶えず変化している。しかし、それらがなくなったためしはない。成功者は、この変化に敏感なんだ。」
「一番大事なことは、変化に気づくことですか?」
「いや、そうではない。変化に気づいただけではビジネスにはならない。重要なのは、『必要』とされるものが何か、に気づくことだ。」(p.25)
他人が必要としていることを探すには部屋に篭っていても駄目なんでしょうね。色々な人と話していかなければ・・・。

また、プロダクトアウト的発想ではなく、マーケットイン的発想が大切であることが書いてあります。(ここは商売上手な華僑的発想だと思います。)

「多くの人は、自分がやりたいことをビジネスにしようとする。また、人や社会のためになることをしようとする人もいるだろうし、たまたま持っていた特技を生かしたビジネスをやろうとする人もいるだろう。しかし、われわれがやるビジネスはそういったものではなくて、社会の中の『必要』をみたせるようなものなんだ。そこに大きな違いがあるんだよ」
「えっ、自分がやりたいことがあっても、それを無視して『必要』を探すのですか?」
「『必要』を無視して、やりたいことをやってはいけないという意味だよ。もし、君がこれから興す会社を短期間に大きく成功させたいのなら、以前はなかったのに、これからないと困るもの、それを見つけるんだ」(p.29)
技術者と話をしていると、どうしてもプロダクトアウト的な発想から抜け出せないんですよね。例えば電気技術者だと、自分は電気工学分野では絶対に負けない知識を持っていると言い張るんですけれども、その知識が顧客に必要とされるとは限らないわけですからねぇ。

↓は投資する際の発想でも重要だと思います。

「(前略)岐路に立たされたらよく考え、よく調べて十分に納得し、自分自身できちんと決定することが重要なんだ。ここで人の意見に流されたり、流行とか世間体とか、そういう本当の自分の意思とは関係ないものに従ってものごとを決めてしまったら、あとで後悔することになる。ひとたび決定したあとは、もうどんなに悩んでもさほど意味はない。悩むべきは決定する直前まで、ということになる」(p.67)
一度実行したら失敗が見えるまで信じるしかないわけですねぇ。


この本は読んでおくと良いかと思います。ビジネスの発想以外に、華僑の方々と付き合う際の参考にもなりますし・・・。

投稿者 cazper : 2009年5月31日 16:59 | b_entry.gif
     

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2573

コメント