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2010年5月 2日
M&A後に占領軍になってしまったら良い結果は生まれない
[晴@東京]
朝は7時に起きまして、本を読んだりしてゆっくりしておりました。(というより、10冊以上本を持っていくのでスーツケースが重たいから出来るだけ読んでいきたいのです)
午後一で↓を終えました。
2010年世界経済大予言
ジパング・ホールディングスの松藤氏の本です。金が上がるという主張で有名な松藤氏ですけれども、会社・市場がどのような運命をたどるのか的を得た記述が書かれております。
| M&Aにもいろいろなやり方がありますね。日本企業の場合は、業務分野が重複するのを承知でそのまま買収先企業をグループ内に取り込んだままにしておきます。MBAから見たら理解不能のマネジメントです。しかし、これで巧くいっているんです。この手法は、実は買収先企業の従業員の士気を保つには絶妙な機能をしているんです。 欧米企業のように、M&Aに買ったんだからオレたちは占領軍だ。好きなようにやらせてもらう。文句があるなら辞めてくれというやり方でしゃうまくいきません。 M&Aというのはどちらが勝利者でどちらかが敗者という構図をつくったら失敗します。どちら勝者であって、はじめて一+一が三にも五にも十にもなるんです。(p.212) |
3現主義(三現主義)=「現場」「現物」「現実」 は本当に大切です。
ウォーレン・バフェットは「そこそこの企業を安値で買うのではなく、優良な企業をそこそこの値段で買う」と言っています。この心は、そこそこの企業を買収してしまうと、業績にいらついて、経営者を変えたくなったり、現場のマネジャーを変えたくなったりして、それをやって逆に企業を悪化させてしまったり、コスト高になってしまう事が多い事を意味します。買収後にも放っておいても良い優良な企業こそ買うべきなんですね!M&Aをする人は、この言葉を心に留めておいた方が良いと思います。
これ↓も真なりだと感じているところではあります。
| 金融資本主義に凝り固まった人たちの最大の間違いは、市場経済がうまく機能して競争が激しいところでは、どんな優秀な企業でもそんなに儲からないという当たり前の事実をまったく理解していないところにあります。 消費者にとって価値のあるものを他社より安い価格で提供しなければならない。健全に競争が機能している経済下では、大儲けをする会社などそもそも出てくるはずがないんです。(p.54) |
さてさて、午後は紀伊国屋本店に寄りまして6冊ほど本を買ってました。香港に戻る際には計15冊以上もっていく事になりそうです。
投稿者 cazper : 2010年5月 2日 23:59
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