Cazperのつれづれ日記: なにもハイテクだけが技術ではない

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2010年7月 5日

panda01.gif なにもハイテクだけが技術ではない

[晴]ここ1週間程度、濃霧も無し

今日は↑を読み終えました。なぜ、日本の半導体業界がサムソンや台湾系のファウンドリーに負けたのかが書いてあります。海外勢が歩留まりや低コスト生産にこだわった一方で、日本が微細化等の要素技術にこだわりつづけたのが主な原因だと述べてあります。

特に日本の場合、理系(大学院)を出た人は技術者や研究者になることを希望します。そして、修士や博士になる人ほど研究者志望の割合が増えます。大学の研究は研究のための研究が多いというように言われたりしますが、企業とてマーケットニーズを的確に把握していないと同様になってしまうのでしょう。(記憶に新しいところでは、デジカメの高画素数開発へのこだわりも同様ですね。一定以上の高画素数開発はコストアップにつながったものの、消費者は一定の高画素数以上に対してお金を払おうとしませんでしたから。)

ハイテクは必要だけれども、ハイテクが人々のニーズを満たすとは限らないなぁと思います。


PS1
(浮上感もなかったのに)景気が右肩下がりになりつつありますが、バルチック海運指数はフラフラすることもなく一直線に右肩下がり。これは、何かを暗示してるようなきもします。

中国も一時の元気のよさは街中歩いていても感じられないんだよなぁ。感の世界の話をすると、長年の経験の有る人は数ヶ月先の状況に疑問を抱いていて、手前の数字を追いかけることに躍起なMBAちっくな方々は数ヶ月先に実際の景気が腰が折れるなんてことは考えていないようです。僕は腰が折れるに一票です。


PS2
世界的に次に起きるであろうことは、国が税収をあげるために何らかの策を講じ、今までは本社を移すなんて考えなかった企業が本気で本社を移してしまうんだろうなぁ。


PS3
最近悪いマネジャについてよく考える。彼の周りでは高い率で人が辞めている。そして、恐怖政治的なマネージをしているために、皆が面従腹背である。この状況の悪い点は、彼が「自分が悪い」という事に気づくのが永遠にないということ。そして、それは彼の私生活でも現れてるだろう。(彼は家族からも影では煙たがられていることだろう。)その人が本当に人間としての魅力があるかないかというのは、多くの人にとっては会社生活が終わった後に出てくるんだろうね。(親戚にもこういう人がいて、会社生活がなくなった瞬間に誰もつきあおうとしない状態。)

良いマネジャとは北風と太陽でいえば、太陽だと思う今日この頃。


PS4
中国の人民元問題が起きておりますけれども、既にドルはユーロに対して強含んでおり、人民元はユーロに対しては強くなってしまった通貨になっております。そんななかで中国では賃上げ運動が起こっており、中国政府としてはアメリカだけの圧力でハイ人民元レート切上げとは言わないでしょうね。(パフォーマンスとして、先日若干切上げましたが...)


PS5
広東省の日系自動車工場でストライキがあったのは記憶に新しいですが、私の周り(シンセン)でもストライキの話をちらほら聞くようになりました。特に、シンセン特区外だった地域も7月1日からは特区と同じ扱いになり、最低賃金は軒並み20%上昇しております。フォックスコン(富士康)は、人件費上昇を避けるために他の地域に工場を移そうと計画しているようです。

そろそろ、コスト削減だけのために中国(とくに海岸部)で製造をするというモデルは終焉を迎える気がします。

投稿者 cazper : 2010年7月 5日 23:59 | b_entry.gif
     

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