Cazperのつれづれ日記: 日本国の放射性物質の暫定基準値はWHOの30倍

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2011年4月 4日

panda01.gif 日本国の放射性物質の暫定基準値はWHOの30倍

[晴@京都]
今一時的に住んでいるところは、京都の中とは言え「食の砂漠」です。

というわけで野菜が足りないなぁと思い、ちょっと遠目のスーパーに野菜ジュースを買いに行くと・・・某社のジュースが値段が安い! 「もしや、放射性物質の影響か?」と思ってネットで調べてみると・・・同じような事を考えている人がいるようでして、野菜ジュースの製造工場を調べてる人がいるんですねぇ。

たまたま、私の買ったのが安かったのかはわかりませんが、野菜ジュースは産地近くで絞った絞り汁を使うので、現在出荷されている分は汚染野菜は少なくとも使われてないようです。

とはいえ、濃縮された絞り汁を水で薄める工程はあるわけですので、工場の立地は重要なのです。・・・ちなみに私のはK30でしたので長野県製造でして安心して飲めます。


さて、国は暫定基準値を当面変更しないと決めたようです。

食品に含まれる放射性物質の許容量を定めた食品衛生法の暫定基準について、厚生労働省は4日、当面変更しないことを決めた。薬事・食品衛生審議会で了承された。

 暫定基準値は、1キロ当たりで放射性ヨウ素が水や牛乳・乳製品300ベクレル(乳児は100ベクレル)、野菜類(根菜、イモ類は除く)2千ベクレル、放射性セシウムが野菜類や肉など500ベクレルで、そのまま維持される。(4月4日:asahi.com)

さて、暫定基準値とはなんでしょうか?

元々、日本の国が定めていた放射性物質の許容基準値は
●ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
●セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
でした。

これは、WHO基準値に基づいております。
●ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
●セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
でして、日本の元々の基準値と同じです。

しかし、これでは、ちょっとした降雨でも関東圏の人がパニック的行動に走ったり、北関東・東北の乳製品や野菜等を食べなくなるので、放射性レベルが基準値よりも上にあることをなるべく頻繁に公表しなくても良いように、元々の基準値を上げて暫定基準値を定めました。

暫定基準値は以下の通りです。
●ヨウ素(I-131) 300ベクレル(Bq/L)
●セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
これは、WHOの20倍・30倍にあたります。

暫定基準値を定めたのは明らかで、国としては一時的に高いレベルの放射性物質を摂取しても、原発からの放射性物質漏洩が半年程度で収まれば、時期に元の基準値レベルに落ちてくるので、放射性物質による影響が大きくならないだろうという事を前提としております。

ん、でも、まだ漏れ続けてるんですよね?(現在は、特に海に・・・)


今日のニュースでは、「こうなご」から4000ベクレルの放射性物質が検出されたようです。政府はこのようなレベルが検出されるのは想定外といっておりますが、はっきり言って想定内です。こうなごで濃度の高い放射性物質が出てきたという事は、今後は食物サイクルによって大きい魚でも時間を掛けてまぁまぁ高いレベルの放射性物質が検出されることになると思います。

この場合、半減期の関係から注意しなければならないのは、ヨウ素よりもセシウム!


政府の言う「風評被害」を起こさせないように暫定基準値をこれ以上あげないるような事が無いように祈るばかりです。

既に、以前の基準値を超えていても暫定基準値を下回っていれば放射性物質の含有レベルを公表しなくなりつつあるわけですので、本当に安全を考える人はなるべく福島から離れた都道府県の食品を買った方が良いと思います。

放射性物質の影響は、年単位の時間を掛けて現れますので、現れたときには手遅れです。というわけで、放射性物質の事に関しては、石橋を叩き過ぎるかの如く、常に安全側で行動すべきだと私は思います。


●参考
→日本の将来:暫定基準値 まとめ
→tridentIIのブログ:WHOの水道水の放射線ヨウ素基準値は10ベクレル/Lです

PS
暫定基準値を上げて、ニュースにさえならなければ、人々は恐怖心をなくして、普段どおりの生活はするわけですけどね・・・。それが、国がするべきことなのかは、個人的には疑問ですね。

投稿者 cazper : 2011年4月 4日 20:40 | b_entry.gif
     

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