Cazperのつれづれ日記: 研究費の「預け行為」は必要悪だと思う

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2011年8月 1日

panda01.gif 研究費の「預け行為」は必要悪だと思う

[晴]
葉月の始まりです。

そういえば最近のニュースで研究費の運用の仕方にケチがついておりました。

 東京工業大は29日、大倉一郎副学長(66)が、年度内に使い切れず大学に返還する必要があった研究費を取引業者に預け、不正に使用した可能性があるとして実態解明のための調査委員会を設置したと発表した。
(中略)
 東工大によると、研究費は大学を通して支給され、年度内に使い切れない場合は返還するのが原則。大倉副学長は未使用の研究費について機材を発注したように装って業者に預け、年度をまたいで物品を購入していた可能性があるという。(毎日JP)
返還するのが原則というが、返還してしまうと「過剰予算申請をした」と見なされて、次年度以降の研究費が減らされる可能性があるのです。だから、「預け行為」をしていない豊富な研究費を保有する先生方は年度末(だいたい1月末頃)になると予算消化のために、(無駄に)高くて今すぐ必要とはしない研究機材やコンピュータを購入したりします。

その証拠に・・・大学に出入りする業者の年度末に掛けての営業行為は半端ないです。

「預け行為」をして必要な物を必要な時に購入する先生と、「預け行為」をしないが年度末になると予算消化のために無駄な機材を買いまくる先生とどちらがまともなのでしょうか?(確かに前者の方が不正が生まれやすいのですが...)


公共事業をみてもわかるように年度末になると無駄な工事が増えてきます。これだって、余剰予算が生じると次年度の予算が貰えなくなるからです。これこそ無駄遣いで、増税の原因の一部になっているはずです。しかし、この無駄遣いを悪だと糾弾するメディアが無いのが不思議でしょうがありません。


「預け入れ」だろうが、そうじゃなかろうが今の制度そのものに欠陥があるのは明白なわけでして、予算制度のあり方そのものを変えなければならないのではないでしょうか?

投稿者 cazper : 2011年8月 1日 22:06 | b_entry.gif
     

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