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2011年10月30日
TPPがどうなろうと国内雇用は減る方向になるんじゃないか?
[晴]
意外と東京も寒くなってきたようです。
さて、TPPへの参加・不参加議論がニュースを賑わせておりますが、個人的にはTPPに参加しようがしまいが大きな流れとしては国内雇用が減る方向になるんだろうなぁと思っております。
例えば、TPPに参加しなければしないで、特に工場は関税のかからない国へ移動してしまいます。それじゃ、TPPに参加すればその流れに歯止めがかかるのかといえばそうでもなく、低賃金国で生産しようと国内工場を低賃金国へ移動させようとするわけです。
TPPに参加すれば工場の海外移転が早まり、参加しなければ遅くなる。それだけの事だと思ったりします。方向としては国内雇用が減る方向なわけでして、国内雇用を増やす戦略が今日本には求められているように思います。
輸入サイドでみれば、農産物が安く入って来るので消費者にはメリットがありますが、農業従事者には厳しくなるわけです。本来ならば、関税を掛けなくても農産物が外国勢に張り合える価格になるような生産性向上の仕組みをを農水省が作ってこなければならなかったのですが、それを長年怠ってきており、補助金というバラマキで農業従事者の自律性を失わせてきている現状があります。そこでTPPを導入すれば、農業にショックが入るのは当たり前といえば当たり前。(だからといって、未来永劫保護政策をしていくのも間違い。)
総合的に見れば、TPPに参加すれば日本経済の沈み込み速度が早くなり、TPPに参加しなければ沈み込みの速度が遅くなる。ただし、沈み込みの深さは同じなわけでして、TPP云々の参加議論よりも日本での幅広い雇用の創出等による経済の盛り返しの議論の方が本質的な部分で重要だと思っていたりします。
PS
農産物を現状でも輸入に頼り切っていて、中継貿易で稼ぎまくっているシンガポールはTPPへの参加メリットはとてつもなく大きいわけですね。
投稿者 cazper : 2011年10月30日 20:21
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