« 上海西駅はこれから宅地としての開発が期待できるかな | メイン | 亀パン »
2012年5月13日
中国の不動産市場は下落傾向
[薄曇りのち小雨@上海]
そういえば、少し前のIR情報で、日本の株式会社ネクストが中華人民共和国(以下、中国)の不動産物件情報を提供するウェブサイト「戸博士(homescn.com)」のサービスを開始というのがあったのですが、中国では既に大きな不動産ポータルサイトがありまして、SINAかSOUFUNを使うに決まっております。
どちらの運営会社も既にアメリカに上場してるんですけどね・・・。
さてさて、そんなサイトを見ていると全般的に思うのは、現在は不動産の価格がゆっくりと下がっていること。そして、不動産価格が賃貸価格に対して未だに高く、キャッシュ・フローを重視した不動産投資が出来ない事が分かります。
ということは、何が起きるのかといえば、借金を高く積み上げて不動産投資をし続けていて、銀行からの利子を自分の懐から払っている大家さんは近い将来大変なことになるのではないかということ。中国人の平均給与はそれほど高くなく、高くなった不動産を維持し続けるのは相当大変だと思います。
まだゆっくりとした下げしか起きていないので苦しむ人は少ないでしょうが、このスピードが早くなると売りが売りを呼び、借金で首が回らなくなる人が増えるでしょう。(中国人は傾向としては最後はばっくれる人が多いと思います・・・ばっくれが多いということはすなわち銀行に不良債権がたまることを意味します。)
中国政府は住宅価格を抑えるために2個目の住宅を買う人は60%以上の頭金を用意する必要がある政策を取り続けております。そのため投資目的で2個目の不動産を購入する人は確実に減っております。一方で、今の住宅価格ではまだまだ一般的な中国人の給与で買える価格になっておりません。(他方、新築マンションはどんどん建てられ続けております。)
このギャップを埋めるには、最低賃金をいかなることがあろうと上げ続ける政策を取るか、富裕層(に見えた人)の一部を犠牲にさせて不動産価格を落としこむかになり、いずれにしても誰かが犠牲になることになります。
とはいえ、奈落の底に落ちるわけではないので、繁華街の住宅価格推移、賃貸価格推移をチェックしていき、タイミングよく資本投下していくのが良いのかもしれませんね~
投稿者 cazper : 2012年5月13日 21:57
|
Tweet
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/3202