« 水の少ない上季節海@九寨溝風景区への旅行 | メイン | 昨夜から飛行機が遅れまくり@深セン空港 »
2012年6月22日
JASRACの違法音楽ファイルを自動検知で需要が増える海外VPN
[小雨@深セン]
中国に居ると、金盾によって海外のWEBサイトが見えません。そこで活躍するのがVPNサービスです。
中国外のVPNサービスを利用すれば、中国からVPNサーバまでは暗号化通信を利用することで金盾にどのWEBサイトを見ているのかを察知されること無く、中国で規制されているサイトを見ることができます。
さて、最近「違法ダウンロード罰則化法案」が可決され、10月から施行されるそうです。ただし、親告罪のため、誰かの告訴が必要です。
この法案の可決を待っていたのでしょう。JASRACはインターネット上の違法音楽ファイルに対して新たな対策に乗り出したようです。権利者団体が設立した「著作権情報集中処理機構(CDC)」が開発した 違法ファイルを検知するプログラムを、プロバイダー側に導入するよう働きかけるようです。
つまり、監視ソフトをプロバイダーに導入し、容易に違法アップロードを監視できるようにし、悪質な場合には告訴できるような環境づくりを目指しているわけです。
でも・・・
当然ですが、対策方法はいくらでもあります。その一つの有力な方法が日本以外のVPNサービスを利用することです。
海外のVPNで有名なサービスといえば、Hotspot Sheldでしょうか。ここで提供されているソフトを使えば、日本にある自宅からプロバイダーを経てアメリカにあるHotspot Sheldサーバまでの通信は暗号化されます。そのため、幾らJASRACが働きかけている違法音楽ファイル自動検出ソフトが日本で導入されようが、プロバイダーに監視されること無く自由に様々なファイルをアップロードおよびダウンロード出来るようになります。
つまり、JASRACの今回の行動によって儲かるのは、世界規模でVPNサービスを展開する企業という事になります。(さすがにJASRACも海外にあるサーバに監視ソフトの導入を促していくのは不可能ですからね。)
PS1
しかし、JASRACが本当に様々な通信プロバイダーに監視ソフトを普及・導入させていったら、中国政府がやっている金盾とやっている事が変わりません。
PS2
有料の海外VPNサービスとしては、有名なところで「Witopia」があります。ちなみに、「Witopia」は中国国内からの利用は中国政府によって封じ込められております。
PS3
自分がバミューダ島やケイマン諸島等のオフショア・金融国家のリーダーだったらVPNサーバのレンタル・サービスやりまくるだろうなぁ。
PS4
Tor技術でもVPN同様に海外サーバを経由させられるので利用価値はあります。
投稿者 cazper : 2012年6月22日 00:15
|
Tweet
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/3253