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2012年7月24日
ハードディスク(HDD)データ修復・復旧をする@上海・中国[日本よりも格安?]
[晴@上海]
日曜日あたりから気持ちのよい青空を上海でも見れるようになっております。雲の流れが速いので、香港に近づいた台風の影響なのかもしれません。
さて、日曜日に会社のデータが入っているハードディスク(HDD)がクラッシュしてしまいました。
日本にいた際にはポータブルハードディスクやノートPCのデータは定期的にバックアップを取るようにしていたのですが、中国に来た際には最低限の機材しか持ってきていないですし、仕事量も多かったのでバックアップを怠っておりました。そんな際に大抵起きるのがマーフィーの法則(予期せぬ悪い事)です。
昨日、HDDからデータを復活してくれるであろう会社をピックアップしていたのですが、もし日本でデータ復旧を試みた場合だと高額な請求をされることが少なくないようです。日本で安い所では、9000円~5万円程度で復旧してくれる会社もあるようです。
上海においても日本語対応をしてくれる会社もあるようですが、価格は日本価格になりホームページでも6万~15万円を謳っております。中国で日本価格を払うほど馬鹿なことは無いわけでして、中国ローカルの会社にお世話になることを考えました。
まず向かったのは自分が普段いるところから近い中山公園近くのハードディスク修理屋です。アパートの一室でやっている中国にありがちな会社です。二人でやっている会社みたいですがスタッフの一人は英語が使えました。ここでHDDの状態を診断してもらうと、HDD内部のモーターが動いていないとのこと。直すには同じ型番・ロットのHDDを買わなければならないと言ってきたので、ここでは見てもらわないことにしました。(更に言えば、HDDがハード的に壊れた場合、金属ケースを空けて中のディスクを直接触る必要が出てきます。そのため、簡易でも良いからクリーンルームが必要なわけです。そして、ここにはクリーンルームらしき物は見当たりませんでした)
夕方、向かったのは徐家汇です。徐家汇には太平数码广场等があり上海の秋葉原となっております。ここに来ればパソコン系は何でも揃います。徐家汇に向かう前にネットで予めハードディスクのデータ復旧の企業はピックアップしておきました。
●北京飞客瑞康科技发展有限公司(上海支店)・・・全国的に支店があるようです。有名企業に対してもサービス契約を結んでいるようでして信用が高そうです。ただ、上海で構えている事務所の住所を見ると立派な場所にあり、固定費の観点から修理費用も高いと予想されましたので、今回は見送りました。
●林治科技...太平数码广场の隣にあるビルに存在するHDD修理専門会社。ホームページ上には綺麗なクリーンルームの写真があったので今回訪ねることにしました。(が...訪ねてみると写真のような綺麗なクリーンルームは存在していない感じがします。ただ、手製のクリーンルームは存在しておりました)
●上海维硬计算机科技有限公司...上の会社と同じビル内に存在するHDD修理専門会社。今回は上の企業を利用するので行っておりません。
今回訪ねた企業はちょっと奥まった所にありまして、慣れていないと辿り着けません。行き方は地鉄1号線の9号出口から出ます。

すると目の前に太平数码1期がありますので、其の建物の右側に回りこんで奥まで歩いていきます。

中国にありがちな利用人数に対して数が圧倒的に足りないエレベータを利用して5階にあがります。

エレベータを出ると目の前に看板があります。右に行けという指示があります。

そのまま通路の突き当りに目的のHDDデータ復旧会社があります。

今回壊れたHDDはSilicon Power社の防水性・耐衝撃性のある750GのHDDです。それが50cm程度落ちた衝撃でモーターが回らなくなるという事態に。修理費用は1500元程度(発票要らなければ1400元台)。しかも数時間で治るとのこと。
そして、依頼をすると...老板がクリーンルームに入って10分もしないうちに戻ってきて、動作するHDDを見せるじゃないですか。機械を直すの自体は10分で終わるんですね...。

ただし、ここからが大変で、データを専用ソフトで吸いだしながらリカバーしてました。(ただし、ここで利用したリカバーソフトが私の以前のデータを正常に取り出してくれなかったりしました。後述)
ちなみに、彼らが利用していたリカバリソフトは
●PC-3000
●R-Studio
の二つだけです。値段はそこまで高くない代物。
ハードディスクが動くようになってデータの読み取りが可能になっても、データの吸出しに時間がかかりました。まずは、クラスタチェックをしてエラーが無いかを調べ、その後でデータ復旧に取替かかります。だからこそ、HDD容量というよりは保存データ容量に応じて日本の値段がバカ高くなるのは分かる気がします。(でも、データ吸い出し自体はアルバイトでも出来る作業だったりします。) 中国ではまだまだ人件費が安いのでデータ吸い出しに時間が掛かってもコストを安く抑えることができます。
というわけで2時間半ほどの滞在の間にデータの吸出しは完了しました。
PS.1
修理時に持っていくのに必要な物は
●故障したハードディスク
●復旧したデータをコピーするための別のハードディスク
●出来れば、その場で重要なデータが復旧したか確認するためのノートPC。(データは吸い出せても、ファイルが復旧したかどうかは別ですので。)
PS.2
吸いだしたファイルが壊れていた問題に関しては、翌日訪問して保存してあった生データの方から正しいファイルを生成してもらいました。
PS.3
日本在住の人でデータ復旧に高い値段を言われて困っている人がいたら、声かけてもらえればデータ復旧に手伝ってあげても構わないですねぇ。(まぁ、日本と中国間の輸送費は若干高く付きますけども、それでも中国価格は激安だと思います)
投稿者 cazper : 2012年7月24日 23:28
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