Cazperのつれづれ日記: 川上よりも川下(儲けの大きさ)

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2005年4月20日

panda01.gif 川上よりも川下(儲けの大きさ)

儲けというのは、リテールの市場規模で限界値が決まります。

例えば、食料であれば、人々が1日に食べる量が限界値になります。
消費量が一定の世界で儲けを伸ばすには、食品単価を上げるしかないわけです。もちろん、生の野菜を単に売ったところで値段を上げるのは不可能ですから、惣菜や弁当といった形式で客単価をあげる方法がとらるわけです。

自動車会社の場合には、人々の自動車の購買量が限界値となります。そこで、成熟社会では、一定のパイを奪い合うために、馬力、燃費、デザインといった様々な部分で付加価値を出そうとするわけです。

ところで、自動車会社の川上には「素材会社」「部品会社」が存在します。これらの会社は、川下にある自動車会社よりも儲けの規模が小さくなってしまいます。なぜならば、川下の自動車会社の売上の一部が川上の「部品会社」の売上になり、さらに、その一部が「素材会社」に渡るからです。

それでは川上会社はどうやれば儲けを大きく出来るのかというと、例えば部品会社であれば多業種の川下会社に部品を提供するしかないんですね。

実際、川上に位置する素材会社である製鉄業は、建設、自動車、鉄道等様々な川下会社に素材を提供しているわけです。

しかし、川上に位置する会社が川下の会社からお金を回してもらっている現実は変らないわけです。そうなると、様々な川下会社が成熟した成熟社会において一番厳しい立場に立つのは川上会社であるのは明確です。

そういうわけで、消費者と遠い位置にいる川上会社は、余力のあるうちにブランド力をつけて、川下に下りてこなければ成熟社会が到来と共に儲けにありつくのが難しくなってくるのではないでしょうか?

投稿者 cazper : 2005年4月20日 21:05 | b_entry.gif
     

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コメント

結構、見落としがちな事実ですよね。
それでもなお川上で「儲け」ようとすると、どうしても「独占」的な方向を指向することになりがちです。それが永続しない儚い夢と分かっていても・・・。

ふと思ったのですが、ネットでの「川下」とは何に当たるのでしょうかね~。

投稿者 Uジロー : 2005年4月21日 00:53

ライブドア騒動の時に、その事を考えてたのですけど、ネットでの川下は最終的にはポータルサイトになるのかなぁと思いました。

現段階のネット産業の川下は、色々な情報提供サイトだったり、販売サイトだと思います。ただ、いづれはポータルサイトに寄生していかないと難しいかなぁとも思います。

Yahooはどんどん儲けてますからねぇ。

投稿者 Cazper : 2005年4月21日 23:28