Cazperのつれづれ日記: 日本に武力は要らないのです。

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2005年4月26日

panda01.gif 日本に武力は要らないのです。

昔クラウゼヴィッツは、「戦争は別の手段による政治の継続にすぎない」と述べています。

クラウゼヴィッツは名著である戦争論を書いており洞察力に長けているのですが、この名言を真に受けて、「政治の延長線上に戦争がある」と思ってはいけないと思います。

なぜならば、政治問題はかならずお金が絡んでくるからです。例えば、中国の暴動も国内の貧富の差が激しくなって、政府が国民の不満を避けるために日本を利用していますし。イラク戦争が起こる理由は、石油の利権争いとも言われていたりしますし。

ということで、クラウゼヴィッツの発言をもう一歩踏み込んで解釈すれば、「富まんとする意思の延長線上に戦争がある」という事もできるわけです。


現在、日本は平和活動の名目のもと各国に自衛隊を送り込んだり、毎年莫大な防衛費を拠出したり、憲法9条改正論議が盛んになってきたりしています。

でも本当に、日本に武力は必要なのでしょうか?

日本の国は、資源国ではないのです。日本の国力の元は、あくまでも加工業なわけです。よって、万が一戦争を行って日本を占領しようとしても、その戦争で工場が破壊されれば、日本の国力がなくなります。そうなれば、占領軍は占領する意味がありません。

何故ならば、工業力の無い日本になってしまえば、日本は富を生まないお荷物的国家になってしまうからです。

そういう意味で、日本は武力をそこまで強化しなくても攻めてくる国はいないのではないかと思ってしまうわけです。戦力を強化して相手国を倒したとしても、戦争になってしまえば日本の国力はどちみち弱くなるわけですから。

投稿者 cazper : 2005年4月26日 07:10 | b_entry.gif
     

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コメント

ロシアも中国も日本の領土を欲しがってますよ。ロシアは不凍港が欲しいでしょうし中国は太平洋への玄関口が欲しいでしょう。日本列島は中国の太平洋への玄関口をすっぽりと閉ざしている形になっています。日本は領土は狭くても経済水域はかなり広い国ですから。実際その海底には資源がけっこう眠っていると言われています。もっとも日本の周りはどこも水深が深く眠っているとしても今の段階では掘るのに採算が合わないわけですが。

投稿者 subwayman : 2005年4月30日 23:02

subwaymanさん、確かに仰るとおりなのですが、中国もロシアも大国として維持していくだけでも大変なのが現状なので、日本を攻撃するという面から見ると現状は不可能でしょう。

中国は、7部隊かそこらで構成されているのですが、各部隊間で連携が取れているわけではありませんから。

欲しいとすれば、中国としては日本よりまずは台湾ということになるでしょう。共通した言語をもっていますし。私としては、台湾は別に大陸に敵対心を持っているわけではないように思います。

中国が経済力をつけてくれば、台湾とはますます友好的になっていくでしょうしね。


この流れとは別に、国という概念が崩れていくのかなぁとも考えています。以前は国という集団で情報・経済が遮断されていたのですが、現在はグローバル化が急速に進んでいますから。


なお、資源問題に関してですが、石油資源に関しては掘るのが難しいかもしれませんが、メタンハイドレード及び天然ガスに関しては、石油そのものよりは実現性の高い資源でしょうね。ただ、これに関しても、サハリンや東シナ海に掘られていない場所がまだまだあるので、そちらが先になるのだと思います。

投稿者 Cazper : 2005年4月30日 23:26

なぜ日本だけが武力が要らないのでしょうか?
日本は特別な国では有りません。
経済と同じように、あらゆるリスクを考えなければなりません。

日本の前に台湾をと書いていますが、その後はどうするのですか?
外交・政治で解決できない場合の最後手段が戦争です。
不可侵条約などの条約を結ぶという手がありますが、
1939年9月のポーランドを見れば、脆い物だと分かります。
(ポーランドは仏・英にも見捨てられましたね。)

今、時代は刻々と変わります。
ですので、今の状況も確実に変わります。
日本は特別な国でも神の国でもありません。
リスクは考えるべきでしょう。

絶対など、この世の中にありません。
思っている人は、きっと神風を信じている人ですね。

投稿者 Anonymous : 2007年8月22日 16:27