Cazperのつれづれ日記: ニートの感受性

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2005年5月 6日

panda01.gif ニートの感受性

私は前々からニートは社会環境が産んだものであり、ニートそのものを治そうとしても無駄だという認識を持っていました。そんな事を悶々と考えながら日々生活を送っていたのですが、とある本を読んでいたら私の意見と同様な事が記述されていたので転載しておきます。

さる著名なユング派精神分析家が、自らの豊富な臨床経験を振り替えって曰く。患者は皆、問題のオンパレードでやってくる。友人と思っていた人が実は友人じゃなかった。仕事がつまらない。都会生活が難しい。健康状態が悪い。毎日が辛い。

初めの頃、分析家は自分の仕事を「患者が世界に適合するように手助けすること」だと考えていた。

年を経て、分析家は患者の方が正しいことに気づいた。世界はそんなに良いものではない。結婚はあてにならない。子どもたちは不良だ。学校は刑務所のようだ。大気は汚染されている。街行く人は意地悪だ。これら全てを要約してみよう。

人生は、難しい。

この「発見」後、分析家は患者の扱い方を変えた。かつてのように、患者「を」世界「に」適合させることをやめた。代わりに患者が自分の感受性の豊かさに気づくように手助けし、世界ではなく患者たちのほうがまともなのだということを理解してもらった。

自分達の環境への感受性を鈍らせるのではなく、逆に磨ぎ澄ませれば磨ぎ澄ますほど、犠牲者として嘆いていた時よりも問題への対処ができるようになる。分析家は確信した。答えは、世界に対して受け身で適合するのではなく、チャレンジしていく事だったのである。(pp.51-52)
ビジネスを育てる

投稿者 cazper : 2005年5月 6日 00:38 | b_entry.gif
     

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