Cazperのつれづれ日記: 狩猟・移牧・農耕

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2005年5月 9日

panda01.gif 狩猟・移牧・農耕

日本人は農耕民族で今もその精神を受け継いでいると言われています。農耕民族的生活は種子を植えて待っていれば食にありつけるという生活です。

一方で、大陸の人間は常に攻められる危険があったので、狩猟民族的精神を持っていると言われています。

しかし、この精神論に対して私は疑問を持っています。何故ならば、農耕民族的精神を持つか、狩猟民族的精神を持つかを決めるのは、その人が置かれる環境だからです。

日本人だって、縄文時代や弥生時代は農耕民族的な性格を持っていたのかも知れませんけれども、室町時代や戦国時代の武士であれば国取り合戦していたわけです。彼らに農耕民族的な精神があるかというと疑問です。それに、農耕民と言えども、飢饉になれば、一揆を起こして物資の強奪を企むわけです。

それじゃ、今の日本人はどうなのか?というと。高度経済成長を支えた世代は農耕民的性格なのかもしれません。何故ならば、一ヶ所(一企業)でこつこつとやっていくことで分け前にありつけたわけですから。

しかし、現在は、1ヵ所でこつこつとやっていっても分け前にありつけない世界になって来ています。農業で例えるなら、天候が悪く土地がやせた状態なわけです。幾ら日本人が農耕民族的な部分があるといえども、天候が悪くてやせている土地で農耕なんかできるわけがありません。

その場で農耕ができないとなると、獣を追いかけて狩猟していくか、家畜と共に肥えた土地に移動するかしていかなければ食べていけません。

というわけで、日本人は農耕民族だという概念にしばられていては今の時代に付いていけないと思います。

投稿者 cazper : 2005年5月 9日 21:49 | b_entry.gif
     

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