Cazperのつれづれ日記: 古参の中途採用は意外と難しい

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2005年6月 6日

panda01.gif 古参の中途採用は意外と難しい

ランチェスターの法則という有名な法則があるのですが、この法則は強者がとるべき戦略と弱者がとるべき戦略は違うことを示しています。

例えば、マイクロソフトは強者の戦略をとって、ネットスケープの利用率が高まる兆しがみえたら、インターネットエクスプローラーを無料で利用できるようにしたり、OSと抱きあわせたりしていました。

逆に、最近流行のベンチャー企業の多くは、資本力が無いので弱者の戦略をとってニッチ市場を攻めていっています。

ところで、最近、大手企業も厳しい経営を迫られたところが増えてきたので、早期退職したりリストラにあう壮年の中間管理職が増えて来ています。彼らの中には、大手企業に転職できる人もいるのですが、中小企業に転職していく人も少からずいます。

彼らは年齢も高く経験も豊富なので、転職先が大手企業だろうが中小企業だろうがマネージャー職に就くことが多いのです。中小企業の人達は、大手企業で鍛えられた人を中途採用できるならばこれ幸いと思うわけです。

しかし、ここには大きな罠が潜んでいます。それが、冒頭でお話しした「ランチェスターの法則」です。

大手企業というのは、強者の立場で意思決定を行なって来ているわけです。当然、大手企業で務めていた人は強者の理論に慣れているわけです。当然ながら、大手企業で務めていた人が中小企業に移ったとしても、強者の理論を使いたがるわけです。

これは、中小企業に取って悲劇となります。中小企業では弱者の理論を使っていかなければならないのに、大手企業から来た人は強者の理論を振りかざしたくなるわけですから。そして、転職して来た人は悩むわけです「何故、前の会社でうまくいった方法が、この会社では通用しないのだろうか?」と…。

したがいまして、中小企業の方は、ここの所を考えて大手企業からの転職者を採用していかなければならないのではないでしょうか?

投稿者 cazper : 2005年6月 6日 21:56 | b_entry.gif
     

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