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2005年6月21日
投資と投機の狭間で
ちょっと前に、ある講演でバイオビジネスに関してのVCの方の見解を聞きました。
その方が仰ってたのは、現在のバイオに関してのベンチャービジネスは投資規模が数十億円規模と大きく、しかも回収までの期間が5〜10年と長いので、リスクが大きい。
しかし、リスクが大きいからと言って出資しなければ、儲ける事が出来ない。一方で、事業者から見れば、事業資金を集めれる市況にあるので今はまだチャンスが有ると言うことでした。
つまり、新しいルールを受けいれなければ儲けにありつけないし、逆に儲ける為には新しいルールを受けいれざるを得ない。という事でした。
その方は「バブル」とは仰っていませんでした。そりゃそうです、巨額の資金を集めたとしても、将来的にそれに見合った収益を稼いで投資家に配分すればバブルにはならないのですから。
しかし、この「新しいルール」という言葉ってどこかで聞いた事ありませんか? そうです、アメリカがドットコムバブルで浮かれてる時に良く聞いた言葉です。
ドットコムブームは、コストインフレを起こさせずに生産性を上げるので永続的な価値を生み続けると騒がれ、ドットコムブームは「新しいルール」なのだと…。
もちろん、ドットコムのバブルは911のテロ事件も重なり弾けました。
それじゃ、今のバイオブームはバブルなのか?というと。断言はできないですがバブルでしょう。そして、VCが行なう行為は、投資と言う名の付く投機を行なっている可能性があります。(もちろん、適正価格で投資し、適正価格で回収すれば投機ではないですが)
投資とは、市況が変ろうがスタイルを変えない行為が投資なのです。投資はビジネスの善し悪しを見て行なう行為なので、証券市場の市況が変化しようが、投資スタイルが変るはずがないのです。
ということで、現在のバイオVBは値段が高いけど、投資しなければ儲けるチャンスも無いというのは投機に近いと思うんですよね。
ほら、宝くじを買うときに皆が言う事と同じでしょ「宝くじは、買わないと当らないんだよ〜」。 (でも、殆どの人がハズレるんです)
投稿者 cazper : 2005年6月21日 03:55
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