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2005年6月29日
ナレッジワーカーの価値基準(メモ)
MBA全1冊より、スチュアート・クレイナーの発言(pp.220-228)を紹介。
| 企業はナレッジ・ワーカーたちにとって生産的かつ刺激的な環境を作りださなくてはならない。組織は重大な課題に直面している。ナレッジ・ワーカーをマネジメントし、リードするためには、新たなスキルセットが求められている。ナレッジ・ワーカーはいいなりにはならない。自分の望みどおりに彼らを囲うのは楽ではない。彼らは自分自身に忠実なのであって、企業に対して絶対の忠誠心を抱くことはない。
要点を勘違いした企業は、ますます死に物狂いになって、ナレッジ・ワーカーをつなぎとめようといくつもの特別手当てを支給している。ソロモン・スミス・バーニーでは、忠誠心と引き換えに下着をタダで従業員に支給したことも有った。 おいしくなさそうなアメは、ナレッジ・ワーカーたちを惹きつけるには役不足であろう。ナレッジワーカーをつなぎとめモチベーションを高めるには、彼らの知識を理解したうえで、それを開発・強化する方法を見極めることからはじめなくてはならない。最高のナレッジ・ワーカーは、知識を習得することで活気づく。そして、知識が増えるほどに報酬も増えることに気づいて興奮するのである。知識が彼らの切り札であるとすれば、時代後れの知識は急速に価値を失うことを彼らは自覚している。あるいは、自覚すべきだろう。理論上では、知識を強化する機会を提供している組織が、最高のナレッジワーカーの獲得とつなぎとめにもっとも成功しているはずである。 |
これが何を意味するのかと言うと、現在、企業は知的財産権等のナレッジ資産を重視してきているのにも関らず、従来の製造業という体質から抜けきれていない事を意味しています。
製造業を例に取ると、製造業とは、少々の知的財産権で守られた製品を大量生産することで今まで生き残ってきました。そのため、企業は製造力を重視した組織や制度を構築してきました。
しかし、近年のプロパテント政策により、製造を業とする企業も知的財産権を重視するようになって来ました。しかし、知的財産を重視する態勢を取ろうとしているにもかかわらず、企業内の制度や組織はまだまだ従来の製造業の粋から抜けきれていないのです。
そのため、ナレッジワーカーを真に利用する事の出来る企業というのは少ないのです。
特に最近、企業はナレッジワーカーを活かす土台を構築していないにもかかわらず、ナレッジワーカーを雇ってしまうので悲劇が生まれています。企業としてみれば、高い賃金だしてナレッジワーカーを雇い入れたのに、ナレッジワーカーが成果を上げないから使えないと感じてしまいます。その一方で、ナレッジワーカーは、自分が活かせる土台が無いので活躍できない事に不満を持って、場合によっては辞めてしまいます。
うーむ、従来型の企業がナレッジを重視すればする程、組織の態勢や意識を大改革しないと歪が生じて行くのではないでしょうか?
投稿者 cazper : 2005年6月29日 22:18
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