Cazperのつれづれ日記: 過去の成功を捨てる必要性

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2005年7月31日

panda01.gif 過去の成功を捨てる必要性

会社というのは、社会に貢献しながらお金を儲けることが使命です。社会に貢献するだけであれば、NPO団体やNGO団体や各種ボランティア団体であれば良いのです。

さて、会社はお金を儲けなければならないのですが、お金というのは「使う」「貯める」「増やす」の3つしか選択肢がありません。

「使う」というのは文字通り消費を意味します。当然ながら使えばお金は無くなります。「貯める」というのは、節約してお金を貯蓄する事を意味します。しかし、節約するだけでは収入は限られているので貯る量はたかが知れています。最後の「増やす」という行為は、貯ったお金をふやす事を意味します。これは、増やす事ができる反面減らすリスクも存在します。

これを踏まえて会社組織を捉えると、会社とはお金を「使って」資材を購入し、経費を節約してお金を「貯め」、貯ったお金で設備投資や研究開発を行ってお金を「増やし」ていく団体と言えるわけです。


このお金を増やすという行為が一番難しいわけです。お金を増やすのは、魚の群れに網を張るのと同じ様に、お金が流れている所に網を張る必要性があるわけです。

しかし、人間は一度でもお金の流れている場所を探り当ててしまうと、そこに行けばいつでもお金を増やすことができると錯覚してしまうんですね。それが一番の罠なわけです。

例えば、昔は自転車がばか売れしていまして、自転車の会社は上場するまでに育ちました。しかし、自転車は中国等の東南アジアで作られた安い自転車が輸入されるようになると自転車会社は利益を計上しにくくなりました。こうなると、質の良い自転車を製造していれば利益が出せると思っていくら努力しても、そもそもお金の流れが変わってしまったので過去の経営方針のままでは歯が立ちません。

釣りに例えるならば、ペルーが昔アンチョビーの沿岸漁業が豊漁だったのに、ある時期から沖の海流の流れが変わったために、沿岸漁業では不漁になってしまったような感じです。こうなったら、沿岸漁業を努力しても無駄です!! 遠洋漁業をしようと考える頭が必要になります。

つまり、次なる成功を求めるには過去の成功法則を捨てる必要が有るのです。

過去の成功法則を捨てて事業を推進している企業は意外と少ないんですね。GEは昔同社の成長を支えた家電事業を大幅に縮小しましたし、IBMはパソコン部門をレボノに売却しちゃいましたし…。

あぁ、俺も成功法則を捨てなきゃ…。って…そもそも俺は成功すらしてないじゃん!(笑

投稿者 cazper : 2005年7月31日 22:06 | b_entry.gif
     

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