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2005年8月 1日
TEETとマズローの5段階欲求の関係
NEET(ニート)が社会問題化している今日この頃ですが、実はTEET(ティート)の方が多くて社会問題となっているらしい。
| 学ぶわけでも働くわけでも職業訓練するわけでもない若者たち、「NEET」(ニート、Not in Education, Employment or Training の頭文字を取った言葉)が社会問題化しているが、それよりもっと数が多くやっかいなのが「TEET」だ。
「TEET」とは、Tentatively in Education, Employment or Training の略で、Tentatively(一応、とりあえず)、学び、働き、職業訓練している人たちだ。どの企業でもこの「TEET」に手を焼いている。どこに行っても常に腰掛け意識の、言わば“NEET以上プロ未満”の連中である。 (中略) 入社して間もなく、突如、「辞めさせて頂きます」と言って退職する「TEET」が増加しているのである。(引用元) |
確かに、日本国の生産性という観点からするとNEETやNEETの増加は問題です。そのためか多くの人は、NEETやTEETを直に悪者扱いします。
しかし、そもそも物の生産は中国やその他の東南アジアに移動していて、物の生産力としてNEETやTEETに期待しても意味が無いわけです。
しかし、物の時代である高度経済成長期を会社と共に生きて来た人は、NEETやTEETが物の生産力として期待できないという現実を簡単には受け入れられません。
物の時代は、マズローの5段階欲求でいうならば最下層の生理的欲求が支配していました。そのため、生きるためには働かなければならなかったのです。しかし、高度経済成長が終わりを迎えて、生理的欲求は満たされるようになってきました。
そうなると、マズローの5段階欲求の中で上位の欲求を満たす事が人々の欲求になってきました。
しかし、人間と言うのは惰性で生きてしまう生き物なので、高度経済成長を支えた人間は生理的欲求で構築された社会システムこそが正しい世の中で、上位の欲求を満たすための世の中を素直に受け付ける事が出来ないのです。
この私の仮説を確かめるのは簡単です。
「人間は何故働かなければならないの?」という質問を色々な人にしてみればいいだけです。
「食べるためには働かなければならない」という答えを返す人は、NEETやTEETの存在を嫌い、理解しようとはしないでしょう。
逆に、「人生を楽しむために働く」とか「自分を成長させて他人を助けるために働く」とか答える人は、NEETやTEETに対して一定の理解をするでしょう。
何せ今の(日本の)世の中は、物の時代が終わったにもかかわらず「食べるためには働かなければならない」という考えを持つ世代が社会を支配しており、「人生を楽しむために働く」とか「自分を成長させて他人を助けるために働く」といった人にとってはまだまだ住み難いわけですから。
投稿者 cazper : 2005年8月 1日 21:06
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» TEET予備軍宣言 from いまどきの徒然草
なんかしっくりこないので、多少強引に文句を言わせてもらいます。
社会を知らない学生の視点で。こどもの視点で。こどなの視点で。 [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年8月 3日 00:45
» NEETとTEET from おひさまワールド
ニート(NEET) とは "Not in Education, Employment or Training" の頭文字を
取ったイギリス発の造語です。... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年1月10日 23:59
コメント
なんとなく (考え無しに) 夢を追ってしまうTEETはともかく、
夢も希望も持たず、ただ享楽的に資産を食い潰しながら生きるNEETは、
少なくとも「自分を成長させて他人を助けるために働く」
ような人の理解は得られないと思います。
人生を楽しむことが目的で、その達成手段がたまたま仕事
だったような人にとっては、NEETやTEETとの違いは、
たまたま手段が異なるだけなのかもしれませんが。
投稿者 溜池 : 2005年8月 3日 21:33