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2005年12月 5日
投資家が増えて株価が上がるのって健全なの?
WBSを見ていたら、最近の株高に個人投資家が大きく影響しており、今後投資をしてみたいという投資家予備軍が全員投資をしたら株価が一段高になるでしょうとコメントがなされていました。
そりゃ、今株を持っている人であれば、投資家予備軍のお金が株式市場に流れてきてくれれば持ち株が高くなるので願ったり叶ったりでしょう。
でも・・・「投資家予備軍が参加すれば株価が押し上げられて皆ハッピー♪」という理論は間違ってますよ。
これじゃ、「バブルになっても株価が高くさえなれば皆がハッピー♪」と言ってるのと同じです。
あくまでも、株価が上がるというのは、企業業績(or業績見通し)が良くなった結果であるべきです。もちろん、業績見通しが良くなったから株式市場に流れるお金が増え、その結果として株価が上昇するというのは問題は無いと思います。しかし、今まで株式市場に参加していない人が株高に釣られた結果、需給のバランスが崩れて株価が上昇するというのは健全ではありません。
株価の上がり下がりだけを追っていると、何が健全で何が健全でないのかを判断できません。そもそも、株価だけしか追っていない人は、健全な株価上昇だろうと、不健全な株価上昇だろうと気にもしません。だから、いつの時代になってもバブルが発生するんですよぉぉぉ。
あ、でも不健全な株価上昇が結果として健全な株価上昇に結びつく事が無いわけではありません。ホリエモンがニッポン放送を買収しようとした時に利用したマルチプルの力(高株価&レバレッジ)を上手に使えば、「効率的な小企業」が「非効率な大企業」をM&Aで飲み込んだ上で効率化していく事ができますからね。(まぁ、まだ日本企業でマルチプルの力を上手に使っている企業は少ないのですが・・・)
投稿者 cazper : 2005年12月 5日 23:32
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