Cazperのつれづれ日記: レバレッジ効果について

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2005年12月23日

panda01.gif レバレッジ効果について

レバレッジとは「梃子(てこ)」の事を言います。

レバレッジという言葉を良く耳にするのは投資の世界です。東証によれば、次のように説明されています。

少額の投資資金で、大きなリターンが期待できることを、レバレッジ(てこ)効果といいます。例えばオプション取引において、当初の投資金額に対しその基礎商品の価格変動に比して大きな損益が発生することをいいます。

レバレッジの大きな特徴は性質は、一定の小さなコストを支払うことで、大きなリターンを狙える事です。レバレッジは多くの企業で利用されています。その証拠に、会社四季報で企業の有利子負債の項目を見てください。殆どの企業で負債をしてビジネスを行っていることがわかると思います。

でもね~レバレッジ効果というのは"金銭の利用"に限った話では無いんですよ。企業運営で様々な場面でレバレッジ効果は良く利用されています。

例えば、「従業員を雇う」という行為はレバレッジ効果の利用そのものです。会社にとって、従業員を雇うということは一定のコストを支払わなければならないリスクが生じます。一方で、会社は従業員を雇い入れる事で、支払うコスト以上のリターンが期待できるわけです。従業員に支払うコストは一定なので、リターンが大きくなればなる程会社側の利益率が向上します。

また、企業の中には事業形態そのものに大きなレバレッジ効果を利用しています。

例えば生命保険会社です。生命保険会社は、他人からお金を預かり、そのお金を運用し、満期になったら一定額を支払います。もちろん、満期に支払う以上のお金を儲ければ保険会社の利益になります。当然ながら、他人から預かるお金が増えれば増えるほど、保険会社の利益が大きくなっていきます。つまり、お客の保険沙汰の面倒を見るというコストを払い、他人のお金を利用して利益拡大に努めているわけです。

あと、新聞社というのもレバレッジ効果を利用しています。新聞社のコストといえば、情報を集め編集するコストと情報をお客に配るコストの二つがあります。当然ながら、新聞購読者が増えるとお客に新聞を配るコストというのは比例して増えていきます。しかし、情報を集めたり編集するコストは上がりません。したがって、お客が増えれば増えるほど利益が大きくなっていきます。(何がレバレッジかというと、1つの情報を仕入れて、多数の人に情報を渡すという部分です。)

もちろん、事業形態におけるレバレッジ効果は時代に応じて変化していくため、効果が無くなったり、マイナス効果になったりする事はあります。しかし、事業を行う上では、レバレッジ効果を如何に利用するか?という事を考えていかなければならないと思います。

投稿者 cazper : 2005年12月23日 06:05 | b_entry.gif
     

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