Cazperのつれづれ日記: 時価総額は尺度の一つに過ぎない

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2006年1月26日

panda01.gif 時価総額は尺度の一つに過ぎない

指標というのは、人間が勝手に決めた一つの尺度でしかありません。学校の通信簿でオール1の人だとしても、その人が馬鹿であるとは限りません。何故ならば、学校がたまたま決めた尺度で測るとオール1なだけであって、別の尺度で測れば天才かもしれないからです。

企業の経営指標というのも、人間が企業価値を簡単に評価するために勝手に決めた尺度でしかありません。したがって、1つの指標が優れているからというだけで企業価値が高いとは言えないのです。ROE、ROA、PER、BPS等々…

今回のライブドア騒動で焦点が当たっている時価総額を考えてみます。時価総額が高いということは、単に発行株式数が多くて株価が高いだけの現象です。この株高を利用すれば有利にM&Aを推し進めることができる反面、将来的に収益力のある事業を育てていかないと時価総額と実体的な企業価値の間の乖離が大きくなっていきます。

あまりにも時価総額が大きくなり、時価総額と企業価値の乖離が追いつかない状況になるとバブル状態に突入し、時価総額は企業価値を測る指標として不健全になるわけです。ライブドアは、一つの指標を追い求めて無理をしたために、このような事態が結果的に生じてしまったわけです。(まぁ、色々と裏の噂は囁かれていますけども)

したがって、企業は、一つの指標を良く見せようと努力するのではなくて、本当の事業、つまり、世の中に役に立つ事業を育てていく事こそが必要だと思います。

投稿者 cazper : 2006年1月26日 12:48 | b_entry.gif
     

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