Cazperのつれづれ日記: 移民制度にみる仕事を作る能力

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2006年2月 1日

panda01.gif 移民制度にみる仕事を作る能力

ビジネスの中では、「仕事を作れる人」こそが求められていると言われています。これは、真なのでしょうけど、歪曲して捉えている人も多い気がします。例えば、「自分で仕事を作らなきゃ駄目だよ」と言っている人がいますが、そういう人に限って、仕事を作るのではなくて作業を新たに作ってたりしますから。

それでは、「真の仕事を作る能力」とは何なのでしょうか?

「仕事を作る能力」を考える上で参考になるのが、諸外国の移民制度だと思います。移民制度というのは、移民を受け入れる国にとって益がでるように作られています。そのため、仕事を作る能力があればあるほど移民がしやすくなっているのが普通です。

カナダのビジネス移民制度を見てみると、「投資家」「起業家」「自営業者」の3つのカテゴリーが存在します。詳しく見てみると

投資家カテゴリ… 会社経営もしくは管理職の経験があり、80万カナダドル以上の資産を持つ人

起業家カテゴリ…会社経営の経験があり、カナダで会社を経営しようとする人

自営業者カテゴリー…スポーツ、芸術、農業経営活躍しており、 カナダの経済や文化に貢献する事業を行うか既存事業の買収する人
(参考:ここここ)

この3つの移民に共通しているのは、「価値の創造」です。しかし、価値創造能力は「仕事を作る能力」として必要ではありますが十分ではないようです。

自営業者カテゴリーを見てみると、プロフェッショナルな能力による価値創造能力を求められております。一方、
他のカテゴリーは自らにプロフェッショナルな能力はそれ程求められてませんが、価値創造をする過程で雇用の機会を作れる能力を求められていることがわかります。

したがって、「仕事を作る能力」というのは「今まで存在しない新たな価値(文化・芸術)を創出するプロフェッショナルな能力」もしくは「(自らのマネーをリスクに晒して、)他人の労働を創出し、価値創造する能力」と言えるのではないでしょうか。

投稿者 cazper : 2006年2月 1日 06:15 | b_entry.gif
     

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