Cazperのつれづれ日記: 募金は投資信託みたいなもの

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2006年2月23日

panda01.gif 募金は投資信託みたいなもの

恵まれない人への募金は是非ともやるべきだと考えている人が居ますが、寄付をするといっても、"直接"恵まれない方々に寄付をしている人は稀で、殆どの人は第三者機関に寄付金を委託している人の方が大半です。殆どの人にとっての寄付は"間接"的な寄付なわけです。これは、投資信託を通して株を購入するのと構造が似ています。

間接的な寄付をした場合重要になってくるのが委託先の第三者機関の実体です。この第三者機関の実体を調べること無く、「寄付をしたから良いことをした」と思うのは間違っています。

投資信託でもそうですが、委託者が受託者側をチェックする事は殆どありません。委託者が文句を言うのは、何か変な事が起きてしまってからなのです。事が生じる前に文句を言う人は殆ど居ません。

ここで、投資は委託先が変なことをすれば自分が痛い思いをするけど、寄付は委託先が変なことをしても自分に痛みが出ないと思うのは大きな間違いです。

募金が戦争を引き起こし、それによって世界が混乱する事さえあります。

例えば、寄付金で食糧支援をする事を考えると、第三者機関がする事は貧しい国の港まで食料を送り届けるところまでだったりします。国を統治する人が独裁的であれば、その食料は国民に届けられる事なく独裁者の物になります。また、独裁国家ではなくても、港を支配する人によって食料は奪われてしまい、ブラックマーケットで売られるだけです。これによって、その国は国力を増す努力を放棄していき、最後には疲弊…混沌・・・内戦へと繋がります。
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見

したがって、寄付金を第三者に委託するにしても、第三者機関が寄付金を有効に利用しているのかをチェックしていく事の方が寄付をする行為よりも重要だったりします。チェックするのが面倒なら、募金に応ずるのではなくて直接寄付をしに行った方がまだマシだと思うわけです。

投稿者 cazper : 2006年2月23日 06:19 | b_entry.gif
     

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