Cazperのつれづれ日記: パラダイムシフト

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2006年2月22日

panda01.gif パラダイムシフト

パラダイムシフトとは、競争のルールが変わることです。(BBT)

日産のゴーン革命はパラダイムシフトに乗り、そして次の波に乗り遅れた例だと思います。ゴーンさんは日産の自動車の価値をデザインによって高めました。これにより、注目を浴び業績が急回復しました。しかし、競合他社に同様の行動をとられると、デザインというのは差別化要素ではなくなりました。一度デザインという分野で成功してしまったがために、成功体験を忘れられず、デザインという分野に注力しちゃうんですね。その点でトヨタは、デザインの次の波である石油高騰の波に乗ってハイブリッド車を北米市場で売りまくって利益・売上を伸ばしています。


パラダイムシフトというのは労働のあり方にも生じています。高度経済成長期においては、目の前の事を一所懸命にこなせば、それなりに対価を得ることができました。しかし、団塊の世代の子供達は目の前の事だけを一所懸命にこなしたとしても、それなりの対価を得ることはできません。団塊の世代の価値観というのは現在では通じなくなってきているわけです。若者世代は成熟社会に対応した行動をとらなければならないわけです。(あぁ、私も反省せねば…)

ニートが生まれてしまう原因もここにあると思います。昔と今では環境が違うにもかかわらず、団塊世代が彼らの価値観を若者世代に押し付けてしまっているために、世の中の変化に敏感な若者の中にニートが生まれてしまうわけです。


ジムロジャーズが言っていますが、人間というのは、これから起ころうとしていることを予言したとしても、実際にそれが起こっているのでなければ何もしようとはしないものなので、ルールが変化してきているのに気づかずに今までと同じ土俵で戦い続ける傾向にあります。適切な土俵にのるためにも、パラダイムシフトには気をつけていないといけないですね。

投稿者 cazper : 2006年2月22日 02:12 | b_entry.gif
     

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