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2006年3月14日
良いシステムに投資する
投資を考える上で、良い商品を作る企業と良いシステムを作る企業があったとしたら、どちらに投資すべきなのでしょうか。
それは、良いシステムを作る企業だと思います。
ここで言うシステムとは、コンピューターシステムのような売る商品としてのシステムではなく、販売システム、製造システム、流通システム等といった良い商流を創り出すためのシステムを指します。
T型フォードが普及したのは、供給が需要に追いつかない時期に、流れ作業による製造システムを構築したからです。そして、近年に入りTOYOTAが勝ち組みに入ったのは、日本の為替が強くなって輸出業に不利になってきた時代に、製造コスト・在庫コストを低減させるJIT等の製造システムを構築したからです。
対して、良い商品を作る企業は、確かにその時代にあった商品を作っていて注目を浴びているのかもしれません。しかし、時代が進んでも、その商品が売れ続けているとは限らないわけです。そして、悲しいことに、良い商品を作った企業の中には、時代の波に乗り遅れて、大量の在庫を抱えて経営が苦しくなってしまった企業が少なからずあるわけです。
ちなみに、良い商品を作りつづけてるとするならば、それは、良い商品を作るシステムを持っている企業なわけです。というわけで、ある時点で良い商品を作る企業よりも、ある時点で良いシステムを創り・保有する企業に投資した方が良いと思うんですよね~。
P.S.
企業で商品企画をする方ならば、新商品を作ろうとするのではなく、新たな商流(システム)が生まれる商品を作るようにするべきではないでしょうか?
投稿者 cazper : 2006年3月14日 07:02
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