Cazperのつれづれ日記: 日陰の分野の技術開発を行う

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2006年3月27日

panda01.gif 日陰の分野の技術開発を行う

思わず帰宅途中で買ったわけですが・・・以下のような事が書いてありました。

使える弁証法 使える弁証法(田坂広志 著)
「螺旋的発展」において、何が「復活」してくるのかを、読む
「合理化」と「効率化」の中で「何が消えていったのか」を読む、
「その段階」で、それが「なぜ消えていったのか」を、考える。
「新しい技術や方法」で、どうすれば「復活」できるのかを、考える。(p.87)

産業には流行り廃りがあるわけですが、大体世の中で主流の産業に皆が突っ走っていきます。

「鉄は国家なり」の時代には大学では金属工学の希望者が増え、紡績産業が右肩上がりの時代には、紡績学科への希望者が増え、エネルギー不足の時代には原子力学科への志望者が増えました。

しかし、陽の当たる産業はいずれは斜陽産業になります。そして、斜陽産業になると急に人々は行かなくなります。

でも斜陽産業から生まれた新たな技術って結構強烈だったりするんですよね。

鉄鋼産業から生まれた金融ソリューションサービスが生まれていますし、紡績産業ではクラレが医療分野では欠かせない中空糸を作ったり、アスベストに変わる建材として注目を浴びているビニロンを製造しています。

つまり、斜陽産業になっても既存技術を転用して新たな領域を開拓した企業が生き残りつづけるわけです。(逆に言えば、斜陽産業になっても既存分野にとどまった企業は衰退してます。)

それでは、技術者や研究者が比較的大きなブレークスルーを狙うならどの分野を狙うべきかといえば・・・まさしく現在日陰になっている分野なのだと思います。

あ、でも間違えちゃいけないのが・・・日陰産業の分野そのものの技術開発を行おうとしても無駄なわけで・・・日陰産業を陽のあたるように復活するために必要な技術はどれなのかを考え抜く事が重要なのだと思いますね。

投稿者 cazper : 2006年3月27日 12:02 | b_entry.gif
     

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