Cazperのつれづれ日記: 特定分野ファンド(投資信託)への批判

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2006年5月18日

panda01.gif 特定分野ファンド(投資信託)への批判

投資信託への人気が高まってるらしいですが、そんな中急激な株価下落…「やっぱ株は危ない」と思っている人が増えてるような気がする今日この頃です。

さて、投資信託(ファンド)を眺めていると、ある特定分野に特化した投資信託を良く見かけます。例えば、ITファンドだとか、ナノテクファンドだとか・・・。しかし、そうした投資信託の合理性を理解できません。

何故かというと……特定分野に投資をするという事は、その分野のパイが広がると思ったからこそ投資をするわけです。しかし、特定分野がファンドの設定期間に伸び続けるとは限りません。もしかしたら、ファンドの設定期間の間に、その分野が斜陽化するかもしれません。それでも、この手の投資信託は特定分野という縛りのために、斜陽化した分野に投資し続けないといけないかもしれないわけです。

まだ、ITの分野なら良いかもしれません。というのも、IT業界というのは企業の立ち上げから収穫期までの期間が数年というビジネスを行う事が可能なので、設定期間内に無理をせずにファンドの収益を計上させる事が可能だからです。

しかし、バイオ、ナノテクといった分野になってしまうと、設定期間内に企業が収穫期に入る事が難しくなります。というのも、創薬バイオであれば、企業が収穫期になるまでに20年とか掛かる事が普通だからです。そこまで悠長に待つファンドというのはありません。したがって、赤字しか計上できないのに無理に(ファンドが利益を得るためだけに)上場を促される企業が少なくありません。まさに、バブルですよ。

ファンドというのは、良いビジネスに投資して儲けるために存在するべきで… ただ単に高く売り抜けて儲ける存在ではいけないと思いますね。

P.S.
私的な感覚ですが、この手の中規模なプライベートファンドを組んだI社は、まず駄目でしょうね。最も、奥の手として、売り上げの立たない会社を強引に新興市場にIPOさせたり、、2次買取ファンドに買わせたりして、切り抜けようと目論むんだろうなぁとは思いますが…。まともでは無いですね。

投稿者 cazper : 2006年5月18日 01:11 | b_entry.gif
     

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