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2006年6月13日
過度の信用(取引)は悪魔
日経平均が1日で600円も下げて、市場関係者は大騒ぎ?ですが、一番心が穏やかではないのは、信用買いをしていた方々だと思うわけです。そして、去年信用買いで大儲けした人の中には、最近の下落相場で損失が生じている人も少なからずいるのではないでしょうか?
さて、信用というのは、経済の発展速度を大きくするのに一役買っています。
ローンがあるから、自動車や住宅を早く購入できるわけです。(ただし、早く豊かさを享受できる分だけトータルコストを多く払ってるわけですが…)
自動車や住宅を早く購入できると言うことは、消費が前倒しになる事を意味するので、供給側の利益が増します。
そうなると、会社が儲かるわけですから、そこに働く従業員の給与も上がるし、会社に資本を提供している資本家も儲かるわけです。
そうすると、更に消費活動が加速していき、結果として経済が加速して良くなります。
しかし…信用も行き過ぎると悪魔になります。過度の住宅ローンや自動車ローンを抱えて払えなくなる人が増えると、消費行為が遅くなり、会社も儲からなくなり、経済がますます悪くなるわけです。
為替・株式における信用取引も同じです。信用取引があるからこそ、資金の流通が滞りなく行われ、経済の発展に貢献します。しかし、信用取引を利用していると言うことは、潜在的にコストを支払っています。経済の発展速度以上にコストが垂れ流される状態が長く続けば、バブルが生じ、いずれはバブルが弾けます。
それじゃ、自己資本のどれ位ならば信用取引を行っても適切なのか?と知りたくなるわけですが…どれ位が適切なのかは神のみぞ知るところなのだと思います。
P.S.1
証拠金取引の証拠金割合が株の場合で33%、為替取引で10%というのは低すぎるように思いますね。変動が激しい商品を自己資本以上の借金で購入する事程危ない行為は無いですから。
P.S.2
ちなみに、ウォーレンバフェットは自己資本の25分の1位しか信用取引を行っていないそうです。つまり、何が起ころうとも自己資本で借金を十分返済できるという事ですね。
投稿者 cazper : 2006年6月13日 07:20
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